今回は2回戦の舞台裏です
1回戦が終わって9組中7位、このままじゃ落ちる
思い切ってやれるだけやろうって思いました
ワルツをやって安さんの感じはだいぶつかめました。
ステップの覚えが早く背中は柔らかい、問題はスピード
曲はサザンの「愛の言霊」ノリがよくGOOD
いくつかの衣装の中からトラ柄をお薦めしました。
私がトラ柄の衣装を持っていたのもあるけど、これが1番インパクトがあったからです。
余分な飾りを取っておしりに羽を付けさせ、耳っぽくみえるよう羽の頭飾りを提案、
あえて左右の高さを変えてもらいました
しっぽも考えたけど、コスプレっぽくなるのでやめました。
お腹が出るので「痩せてね」ってお願いしました
ステップの練習に入る前に技(リフト)の練習をしました。
なるべく派手な演出にしたかったので…
安さんも最初怖がっていたけどだんだん慣れてきたみたい。
1番苦労したのは男性の股をくぐるやつ、リフト系は女性が怖がると出来ません
大技を使う場合気を付けたいのが基本ステップ。
サンバのバウンズ、ヒップアクション、リズムの取り方などしっかりやりました
放送にはないですが、純代先生と踊って見本をみせたり、私の都合が付かない時
替わりに基本のレッスンをしてもらったりしました
最初の安さんがしゃがんで踊るとこ
トラをイメージして四つんばいのまま歩く予定でした
まず純代先生が見本、うん、ケモノそのもの
次に安さん、猫ゴロニャ~ン。全然迫力なし
その後、女二人が四つんばいで徘徊、異様な光景でした
結局動かずその場で踊ることにし、ガブッっと噛み切るように食いついてと指示。
ア~ンカプッほとんど甘かみ
立っている私の前で四つんばいの安さんが体ウネウネさせてカプッ
ドキドキが止まらない俺はこんなことをさせていいのか頭の中でなにかがぐるぐる…
いや、ダンスの振付ですので…ファンのみなさん、すみません
(本番でもこの甘かみシーン映ってるよ、カメラ割り指定しました)
その後腕を組んでのステップ
タイミングだけでなく、指先、顔の向きまで指示
次のステップで向かい合い、ホントはもっと顔を近づけたかったけど、安さん、恥ずかしがって
照れ笑いっていうか大笑い(そんなに俺の顔のアップはおかしいか)
不思議なものでモダンで体がピタッとくっつくより、ラテンで顔が近づくほうが
(体が離れていても)恥ずかしいのです
今回は本番までに9回練習出来ました。
そして当日のリハーサル、何故か一平先生、午朗先生、大村先生、そして大ちゃんなど…
男性プロが集まってきて、みんな一ヶ所に固まってます
その場所とは…そう、客席側に向かってニャーのポーズ(ホントはトラ)をとるところ。
みんな幸せそーに一緒にニャーしてました。誰も俺なんか見ちゃいない
そんなリハも無事終わり、いよいよ本番
出番は8番目、それまで安さんはすみっこで練習、落ち着かせるのに一苦労
さあ、私たちの番です。
スタートは順調、甘かみも上手くいきました
リズムに乗って体もよく動いてます。ん、ちょっと乗り過ぎか
この後唯一の離れるステップ、ヤバイまたアドレナリンだ、音より速くなってる。
とっさに修正、練習の時より少し速めにステップして二人のズレを目立たなく…
そして得意のニャーのポーズ、ここでリズムが戻りました
安心したのもつかの間、苦手の股くぐり
ヤバイ勢いが足りない、このままじゃ立てない
一歩前に踏み込んでこらえる。よし、俺ナイスフォロー
この後は順調に進み、審査員の前。ここから大技の連続
よし、上手く決まった!着地後少しリズムが速くなったが大丈夫
エンディングもバッチリ決まり満足のいく出来でした
本当は最後におじぎじゃなく、二人でニャーの予定でした。
しかしプロデューサーから、そこはふざけないほうがいいと言われ無くなりました
(ホントはやりたかった…byタイのアイドル)
そして恐怖の審査員コメントタイム
大竹先生からお褒めの言葉が…マジ嬉しい何故かと言うと大竹先生はその場の出来だけでなく
プロ側の狙いまで見抜いてのコメント、さすがグレートチャンピオン
いよいよ結果発表ー
多分大丈夫と思っていたが、ラスト伊代ちゃん達と二人になった時は正直ドキドキでした
WINで通過、よっしゃー
実は1回戦終わって思っていた事が…
結果でた時みんなハグしてるーいいなー俺もしたい
よし、ここで通過したら出来るかも…
WIN今だー、あれっ座っちゃった…しょーがない、握手だけにしとこ
次こそハグだぁーと変な目標が出来たのでした。。。