今回は綺麗な立ち方の説明をしましょう。
ダンスをする上で最も基本的で、最も大切な事です。
基本は真っ直ぐ立つ事なのですが、何が真っ直ぐになればいいのでしょう？
答えは背骨、正確には頭、首、背骨、骨盤これらを真っ直ぐにします。
よくあるミスは、いい姿勢にしようとして胸を張りすぎてしまう事。
背骨は身体の後ろ側にあります。
ということは身体の前側を上げるのではなく、後ろ側を上げるのです。
胸を張り前側を上げる程、背骨は縮みバックバランスになります。
写真を使って説明しましょう。
背中から腰、骨盤あたりの使い方がポイントです。
まずよくある立ち方（悪い例）
背骨が縮んでいます。
背中の上の方が丸く、腰の部分が反ってます。
結果お腹が出るし、お尻も下の部分が出っ張っています。
悪い例としましたが、普通に立つとこうなります。
社交ダンスをやってる人でも、多くの人がこのような立ち方で踊ってます。
このままでヒップや背中を動かすと、
縮んでいる腰に全ての負担がいき、腰痛のもとになります。
腰痛持ちの人、立ち方を変えると改善されるかも
…
次は理想的な立ち方（良い例）
先程の写真と比べてどうでしょう？
背骨と腰が真っ直ぐになったのが解るかな。
まず身体を上に引き上げて、全体の緩みをなくします。
出っ張っていたお尻を前に入れて、下っ腹を引き上げます。
（息を吸い込むのとは違うよ）
するとさっき反っていた腰の部分が伸びてきます。
お尻も下の方が中に入って、上の方が張っています。
下っ腹がなくなって、ヒップアップにもなるのです。
腰を伸ばしているので腰痛にもなりにくい。
ダンスだけでなく、美容と健康にもいいですね。
腰、骨盤以外にも注意する事はいっぱいあります。
まず頭を真上に引っ張りあげます。
一番高い所が頭の真ん中ではなく、つむじあたりになります。
それは背骨の延長がそこだからです。
両肩は下に押さえ、首を長くします。
顔、首も少し前にあるものです、後ろに引き上げましょう。
胸は少し開きます、大きく息を吸い込んだくらいです。
まだまだ言いたい事は沢山あるのですが、
基本の立ち方はこんなもんかな。
どうしても文章での説明だけではと思い写真を使いましたが、
やっぱり言葉での説明って難しいですね。
皆さんに少しでも理解してもらえたら嬉しいです
。。。
クリック！クリック！！
