「今日やった事、復習しといて下さいね」
「ハイ、分かりましたー」
そして次のレッスン日、
「ちゃんとやってきたかなー?」
「やろうと思ったんですけど、分からなくなっちゃって…、
間違って覚えると直すの大変だし…」
よくあるパターンです。
みなさん間違えるのを嫌がるのですが、
「ダンスは間違いながら上手くなっていく」のです!
言い方を変えれば、ダンスに正解はないのです。
みなさんの気持ちはわかります。
間違えるとその分遠周りになるような気がするから。
私にはみんなが「箱入り娘?」になりたがっているように思えます。
悪いものを見ず、いいとこだけ見たい、ような感じです。
それで本当にいい物になるのでしょうか?
私は、悪さを知って良さを知る、病気を知って健康を知る。
こっちの方が本当にいい物が出来るような気がします。
確かにいい事だけで生きていけたら理想的です。
でもそれはやはり理想であり現実でないのです。
私もここまで来るのにさんざん間違えて来ました。
多分他の先生達も同じでしょう。
ただその間違いがあって今があるのです。
ダンスは身体を使って覚えるもの、
練習で身体を動かせば、それはもう上達なのです。
(例え間違っていても)
分からないからと身体を動かさなかったら絶対上達しません。
(だって練習してないんだもん
分からないなりに練習すれば上達するのです。
ダンスは練習した分しか上達してくれません。
いや、練習した分上達するのです!
「いや~ん、
「よかったね、また上達したんだよ
間違いを覚えるのも上達、またそれを直すのも上達。
(間違えないと直せないんです)
身を持って覚えた間違いは繰り返さないもんです。
多くの間違いがどんどんいいものに近づけてくれると思います。
なので「間違いを恐れるな」になるのです。
もっと積極的に「どんどん間違えて!