日本では過去に「男尊女卑」の時代があったそうです。
単純にいうと男性が尊重、優先され、女性がしいたげられていたという事。
それに大して欧米ではレディファースト(女性優先)という習慣があります。
歴史的な難しい話しは無しにしましょう。
社交ダンスは欧米で生まれたもの。
そう、レディーファーストの 国ですね。
一番顕著に分かるのは、男性がリードして女性を踊らせる事だと思います。
これが日本人は下手。女性をリードする習慣が身に付いてないのです。
それに対して欧米人は普段からそれをしているので、
自然にリード出来るのだと思います。
皆さんの周りで、自動車のドアを男性が女性のために開けてあげるとか、
レストランで女性の椅子を引いて座らせてあげる。
こんな事を自然に出来る人がどれだけいるでしょうか?
(もしリーダーさんがしてくれたら赤い雪でも降ってくるかな?)
社交ダンスのリードも同じ事だと思います。
女性の事を考え、女性が踊り易いようにリードするのです。
みなさん、ダンスをやっていて疑問に思った事はないですか?
女性の方が足数が多く、移動量も多いのです。
普通に考えれば運動能力に優れた男性が動き回ればいいんです。
でもそれでは女性が消えてしまうでしょう。
比較的男性を中心として、その周りで女性が踊るようなステップが多いです。
これは男性が動きの軸となり女性を踊らせるためなのです。
それを「女性は足数がいっぱいあって大変だな」と言ってる男性がいます。
それは男性がリードする事が前提で出来ているからです。
逆に男性は単純にその場で行ったり来たりのステップです。
それはしっかりリードに神経がいくように足型が簡単になってる。
私はそう理解しています。
女性が音楽に合わせてシャドウしたら大変です。(男性は出来ます)
もともと男性のリードで速く、大きく動けるようになっているからです。
(シャドウが出来なくていいって事じゃないです)
男女が同じステップをする時も歩幅は同じじゃありません。
男性が女性の歩幅に合わせるのです。
「うちのパートナーの歩幅が小さいんですよ~」何言ってんの。
男性の方が背が高いでしょ、同じように頑張ってもそうなるの。
小さい方が大きい方に合わせると無理がでます。
大きい方(男性)が小さい方(女性)に合わせるのです。
他にもいっぱいあって書ききれません。
ん、ちょっと待てよ、これじゃ男性がすべて悪い、みたいになってるね。
女性のみなさん、もしかしたら男性はリード&フォローをしていたのかも…
受けてくれなきゃ「のれんに腕押し」です。
リードを待たずに勝手に動いたり、
リードを受けてからの反応が鈍かったりしたらダメです。
リード&フォローとは、お互いが相手の事を思いやって初めて成り立つのです。
ダンスの時だけじゃなく、普段から心がけましょうね。。。
(PS.カップルによっては女尊男卑のところもあるかな?)
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