ダンス以外でも習い事をしてればみな同じですね。
１年でかなり上手くなる人もいれば、１０年でもまだまだの人もいます。
その差は何なのでしょう、才能やセンスではないと私は思ってます。
誰でもちゃんと練習すれば短期間で上手くなれるのです。
一言でいえば努力なのでしょうが、どんな努力をすればいいのでしょう。
今までの経験で言うと、１レッスンで進む内容は誰でもほとんど同じです。
物覚えの良い、悪いに関係なく大体同じだけ進みます。
しかし、次のレッスンの時に差が出るのです。
仮に前回「１０」進んだとしましょう。
人によって次のレッスンが「１１」から始められる人と、
「５」くらいからの人、下手したらまた「１」からの人…
ここの違いが大きいのです。
「物覚え」より「物忘れ」の差と言ってもいいかも。
ポイントはいかに忘れないようにするか、なのです。
自分でレッスンを受ける時もここに注意しています。
ではどうしたら忘れないようになるのかですが、
一番良いのは、ずっと練習し続ける事。
でも一般的にこれはなかなか難しいでしょう。
まして個人レッスンの人は一人で練習場などに行きにくいかな。
そこで必要になってくるのがイメージトレーニング。
要するに「頭の中で思い出す」事です。
先生に言われた事をなるべく正確に思い出す。
それだけでも忘れ方が全然違ってきます。
いざ身体を動かして、と思うとなかなか面倒だったりします。
でも「頭の中で思い出す」だけならいつでも出来ます。
出来ればレッスン直後にまず思い出して下さい。
家に帰ってからだと、すでに半分くらい忘れてたりするものです。
その後もマメに思い出して下さい。
次のレッスンの時、あきらかな違いが出るはずです。
結局、身体が覚える前にまずは頭で覚えなければいけません。
その頭から命令が出て身体を動かしていくのです。
もちろん身体を動かしての練習が出来ればそれにこした事はありません。
でも身体を動かせない時は「頭の中で踊る」のです。
これには何の準備もいりませんし、どこでも出来ますね。
忘れる量が減ってそれが繰り返されていったら…
冒頭で述べた期間の差はこういう事からきているのだと思います。
みなさんも是非、短期間で上手くなって下さいね
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