よく上手い人のダンスは自然(ナチュラル)に見えると言いますね。
しかしそうでない人のダンスは不自然に見える。
どこかぎこちなく、滑稽に見える事もしばしばです。
ではどうしたら自然な感じで踊れるようになるのでしょう。
そのポイントを説明しましょう。
まず、踊る方と見る方の自然さに違いがある事を理解しましょう。
「自然に踊る」のではなく、「自然に見えるように踊る」事が大事。
例えば手を真上に上げたとしましょう。
普通は肩も一緒に上がってしまうのが自然です。
しかし見ている人には肩が上がっていると不自然に見えます。
逆に肩を下げて手を上げるという不自然な動きが自然に見えるのです。
それと同じ様な事がたくさんあります。
ヒップを回せば上半身も回ってしまうのが普通。
でも上半身は正面のままヒップを回す不自然さが自然に見える。
つま先は外向きでも膝が内側だったり、ヒップを上げて肩を下げたり、
前に動くのに後ろに使う、上に伸びるため下に押さえる…
まだまだ挙げればキリがないですね。
色々な不自然な動きをする事で自然に見えるようになるのです。
そもそも自然(普通)に踊ったら普通にしか見えません。
自然じゃなく踊る事こそ見ている人に綺麗と思わせる踊りが出来るのです。
みなさんも不自然な動きをいっぱいして自然に見える踊りを心がけて下さい