今回は「足型の難易度」について考えてみます。
とは言っても社交ダンスの足型に厳密な難易度はありません。
ベーシックかバリエーション、またその中で簡単か難しいかです。
細かい規定が出来ればもっと見る方も解りやすくなるかもしれませんね。
ちなみにアマチュア競技会では2級以上はバリエーションOKとなります。
その2級、1級あたりの競技会に出場する方からたまに相談されます。
「難しいバリエーションでボロを出すより簡単なベーシックで出場した方がいいですかね?」
その場合私は「ダメではないけどお勧め出来ない」と答えています。
それには色々な理由があります。
まず上達するためには挑戦する気持ちが大切になってきます。
ベーシックに逃げる消極さがすでにダメです。
多くの場合、難しいバリエーションの足型やカウントを覚えるのを嫌がっての事。
難しいステップ等を覚える事自体が上達になるのです。
間違いや失敗を恐れては上達しません。
大体ベーシックは足型が簡単、バリエーションは足型やタイミングが複雑。
仮に難易度を付けたとしましょう。
ベーシックの満点が8.0、
バリエーションの満点が10.0としましょう。
するとベーシックを完璧に踊っても8.0(完璧はありませんが)
不完全なバリエーションで8.5出されれば負けてしまうのです。
なのでプロでも競技会でベーシックだけの踊りはしないのです。
見せ場の多いバリエーションの方が見栄えがいいですね。
でも全員がベーシックなら話しは違います。
みんながバリエーションの中でベーシックでは物足りなく見えてしまいます。
また、先程の難易度は「魅せる」事を考えれば逆転します。
ベーシック「技術点」、バリエーション「芸術点」と言ってもいいかも。
ベーシックの場合、踊るのは簡単ですが「魅せる」のは難しい。
バリエーションの場合、踊るのは大変ですが「魅せる」事はしやすいのです。
シンプルになればなる程、求められる事が多くなるものです。
またバリエーションと言ってもその難易度は様々。
まずは簡単なバリエーションから始めて、
慣れてきたら少しづつ難しくしていけばいいと思います。
でもバリエーションの練習だけになるのも困ります。
バリエーションを始めるとそればっかりの人が結構います。
ベーシックもバリエーションもバランス良く練習して下さい。
最終的には技術点、芸術点、両方満たしているのが理想ですね。。。
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