「細くてキレイ」を考えてみます。
生徒さん同士の会話でもよく聞きます。
「あら、あなたは細くてキレイだからいいじゃな~い
社交辞令もあるのでしょうが、ダンス界だけではなく、
日本は全体的に細いをキレイと言う傾向があるように思います。
私も太っているのは論外だと思いますが、
痩せていればなんでもいいというものでもありませんね。
極端な話し、骨と皮だけの人に「細くてキレイね~
言われた方もマンザラでもなかったり…ちょっと違うぞー!
私にはギャグか嫌味か分かりません、
少なくとも誉めているとは思えません。
日本は外国より痩せている人が多いように思います。
それは「痩せている=キレイ」の考え方があるからではないでしょうか?
キレイになるために痩せる、これは間違ってないでしょう。
しかし食事制限だけで痩せると体型が悪くなる。
筋肉も脂肪も両方落ちてしまうからです。
筋肉を落とさないためには運動が必要です。
細い身体と締まった身体は別物だよー。
細くても締まっていない人、結構いますよ。
下っ腹、二の腕なんか見れば一発か?
別に太めでも細めでもいいんです。
問題はバランス、これは人によって違います。
同じ身長、同じ体重でも全然別の体型ってあるんじゃない?
自分が一番キレイに見えるバランスを見つけて下さい。
社交ダンスの女らしさはある程度肉があってもいいと思います。
その方が女性らしい体型と言えるでしょう。
しかしこの「ある程度」の解釈が人によって違う。
「ほんの少し」と言い直しておきます。
さて、そろそろ細い人にキレイと言うのは止めましょう。
しっかり運動をして引き締まった身体、これは美しいと思いますよ