今回のお題は「点から線、そして丸」です。
みなさん、ダンスを習うと覚える事が一杯ありますよね。
そして踊るときは、教わった一つ一つを、
ほぼ同時にこなしていかなければいけません。
例えば、素早く動くとか、大きなラインを作るとか、
ヒップムーブメントをつけるなど…
一つをやるので精一杯、
とても同時になんて出来ません、と言うのをよく聞きます。
でもそれは一つ一つがバラバラになっているから大変なんだと思います。
頭の中で「点」になっているのです。
上の例では三つの事を同時にやらなくちゃと考えてしまいます。
実は全ては表裏一体、一つの事なのです。
この例で説明すれば、まず素早く動いたとしましょう。
そうする事でタイミング的な余裕が出来ます。
そこで大きなラインを作ります。
そのためには身体を引き上げる事になりますね。
上がっているから落とす(下にウエイトをかける)事ができます。
それがヒップムーブメントになるのです。
全ては一連の動作なんです。
「点」と「点」をつなげて「線」にするのです。
さらにムーブメントを使う事で身体が押し出され、
素早く動く事につながります。
どうです、「線」が「丸」になりました。
これはほんの一例で、他の多くの事もこんな感じです。
要するに頭の中にあるバラバラなテクニックをつなげるのです。
練習しているうちに勝手につながる事もありますね。
「先生、こーすると、アレがやりやすいの発見しましたー!!」
「そんなの前から言ってるでしょ!」
「アレッ、そーでしたっけ?」・・・こんな感じかな。
これが分かればダンスが滑らか、スムーズになります。
とは言っても簡単な事ではないかな。
やはりそこには繰り返しの練習が必要!
理想論かもしれませんが、なるべくつなげて考えてみて下さい。。。