今回のお題は「自分で考える」です。
パソコンもそうなのですが、解らない操作も自分で考えてみます。
私の性格なのか、初めから誰かに聞くのとか好きじゃないんです。
まずは自分でアレコレ考えながら試してみます。
とことんやって行き詰ったら人に聞く事もありでしょう。
時間も手間も労力もかかります。
最初から人に聞けばすぐ出来る事でしょう。
でも私は苦労しても自分で試してみる事に意義があると思っています。
簡単に人から教わった事は身に付きにくいでしょう。
でも自分で苦労した事は忘れないのです。
もう私の言いたい事は分かったかな?
そう、ダンスも一緒!
出来ない事をすぐ人に聞かない事。
まず自分で考え、試してみて下さい。
それでも上手くいかなかったら先生に聞いて下さい。
私はなるべく生徒さんに「自分で考えるように」と言っています。
逆に私が生徒さんに質問する事も多いです。
「なぜそこに手があるの、そのヒップは今どっち?」
全ての動きに理由あり!
多くの人は先生に「こうやって」と言われた通りやっています。
悪い事ではないのですが、その理由を考えて下さい。
自分で考える、そうすると理解力が全然違ってきます!
私も今までそうしてきたお陰で、
一つの事を色々な方法で教える事が出来るようになりました。
ダンスの正解は一つではない事も多いのです。
今まで色々やってきた中でその人に一番いい方法で説明するようにしています。
多くの生徒さんはみな「答え」を聞きたがります。
でも大切なのは「解き方」なのです。
もし子供が解らない問題をすぐ先生に聞いたとしましょう。
そして先生が答えだけ教えました、それでいいのでしょうか?
これはダンスのレッスンでもよくある事です。
私はこの場合、両方に問題ありだと思います。
まず子供は自分でよく考えなくちゃいくない。
そして先生は答えだけでなく、その解き方を教えなくてはいけません。
そうしないと似たような違う問題も解けなくなってしまいます。
解き方が解っていれば自分で解けるのです。
出来ない事があったとき、自分の力で克服していければ理想ですね。
そういう能力を身に付けていって欲しいのです。
自分の能力を高めるにはやはり自分で考える事。
早い上達には記憶力より理解力と応用力。
みなさんもまず、「自分で考え、試す」これを大切にして下さい。。。
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