石川です。
今回のタイトルは「プロダンサーの独立」です。
今までどこかのスタジオに所属していた人が、自分でスタジオを開く事ですね。
(最近はスタジオを持たない人もいるようですが…)
メリットとして自分の好きな事が出来ます。
場所からインテリア、レッスンスタイルまで…
しかし自由を手に入れるかわりに責任も生じます。
スタジオの経営、スタッフがいればその面倒も見なければいけません。
経営を考えた場合、多くの生徒さんが必要です。
そこで難しくなってくるのが独立のタイミング。
例えばオーナーとAカップルでスタジオをやっていたとしましょう。
生徒さんの数が約半々だったとして、もしAカップルが独立すると言い出したらどうでしょう?
単純にオーナーは収入が半分になってしまいます。
お世話になったAカップルも独立しにくいですね。
実際、円満退社とならないケースも多いと聞きます。
スタジオによってですが独立の時に生徒さんを連れて行ってはいけなかったり。
(現実的には暗黙の了解?)
今までの生徒さんの事を考えれば近くにスタジオを出したい。
オーナーの事を考えればあまり近くには出せない。
田舎に戻っての場合は問題が少ないようです。
都内はもはやどの駅前も激戦区!
ダンス教室の無い駅前は無いのではないでしょうか?
ダンス雑誌を見ていると、毎月2~3のスタジオオープンのお知らせ。
ダンス人口はそれほど増えているとは思いませんので、
それだけ生徒さんが分散しているという事でしょうか?
オープンに対してクローズのニュースをあまり聞かないのが不思議。
(あるにはありますが圧倒的にオープンの方が多い)
以前は現役引退後やチャンピオンになった後の独立、
せめてA級になってからでした。
最近はC級、D級の現役でも独立する場合もあります。
これらを全て否定するつもりもありません。
競技成績と経営、指導能力は別モノです。
好成績を残せなかった人のお教室が大繁盛って事もあるからです。
ちなみに私の場合、アマチャンピオン(JBDF)からプロチャンピオン(JCF)を経て、
オーナーには最初から独立の時の相談をしていました。
玉置先生のスタジオとは少々距離もありますし、
円満退社(多分?)でスタジオオープン出来たと思っています。
都内はダンススタジオがいっぱいです。
もっと地方にも増えるといいですね。
ただお教室選びは難しくなってきていると思います。
しっかり判断、良いお教室を選んで下さい。。。