石川です。
今回は「ステップの名称」についてのお話し。
レッスンをしているとたまに面白い事があります。
ルンバのレッスン中、生徒さんから質問がありました。
「先生、ルンバの3番を教えて欲しいんですが…」
「・・・ん、3番?・・・なんじゃ、それ?」
「え~と、こーゆーやつです」
「あーそれね、それは3番て名前じゃないよー」
「あっ、そーなんですか、今まで3番て覚えてたー」
似たような事がたまにあります。
この人は最近うちに通い始めたばかり。
今までずっとサークルで習っていました。
どうやらそのサークルではステップの順番が決まっていたらしく、
最初から、1番、2番、3番~…となっていたようです。
サークル内なら3番でも通用するかもしれません。
でも他のところでは通用しません。
先生も正しい名称も言っていたと思いますが、
覚えやすい番号で覚えていたのでしょう。
正しい名称を全て覚える必要はありませんが、
よく使うステップの名称くらいは覚えるようにしましょう。
ベーシックはまだいいのですが、バリエーションでは困る事もあります。
ステップを創作するので名称が決まっていないのです。
「ベーシックのこのステップが発展してこーなったんだよ」
と言う程度の説明になってしまいます。
もちろんバリエーションでも名称の決まっているものもあります。
スタンダードは結構決まっているかな。
でもラテンの多くのステップは名称無し。
よくカップルのレッスンなどでこんな事もあります。
「先生、あのペンギンさんのとこ教えて下さい」
「ペ、ペンギン?なんじゃ、そりゃ??」
他にも「あの彫刻の森のとこが上手くいかないんです」とか。
ルンバとかでピクチャーポーズやオフバランスのステップのとこでした。
カップル間ではその名称で通じているのですね。
悪くはないのですが二人の時だけにした方がいいかな。
案外みなさんもオリジナルな名称使っていませんか?
よその場所に行った時は注意して下さい。。。