石川です。
今回は「足型を早く覚えるコツ」をテーマにしたいと思います。
ベーシックのうちはまだいいのですが、
バリエーションを始めると足型を覚えるのが大変ですね。
それが得意な人と苦手な人がいます。
問題はなかなか覚えられない人です。
ではどうしたら早く覚えられるのでしょう?
私はそこに「コツ」があるような気がします。
まずちゃんと順番に覚えていこうとする人は、
もの覚えの悪い人でしょう。
例えるなら1から10までを覚えるとしましょう。
まず「1」を覚え、次は「2」、その次に「3」・・・
一般的にはこれを繰り返し「10」まで10個覚える事になります。
このやり方は効率がいいとは言えません。
では要領のいい覚え方とは?
まず「1」を覚え、次は「3」、次は「5」と覚えていきます。
するとさっきの約半分で済みますね。
とばした「2」や「4」は想像で繋ぎます。
ここにちょっと応用力が必要になってくるかもしれません。
慣れてくれば「1」「5」「10」で覚えられるようになってきます。
1から10まで覚えるのに3つで済みます。
最初のやり方では10個必要でした。
ダンスの足型って正確に覚える必要はないのです!
(テキトーでいいって事ではないので間違えないように!)
順番にではなく、重要なポイントから覚えると言えばいいのかな。
ここは「4」で右足、揃えるのが「2」だった、みたいな感じ。
全部を順番に覚えようとするから大変なんです。
この覚え方は他にもメリットがあります。
次の一歩が分からなくなり、その後の練習が出来なくなった事がありませんか?
ポイントで覚えていくとそれがなくなります。
「1,2,3~」と順番に覚えていくと、
「5」が分からなかったらそのあとも分からなくなってしまいます。
「1,3,5~」と覚えていけば、「5」が分からなくなっても、
次の「7」から練習出来るのです。
また正確に覚えなくていいと言いましたが、
そもそも正確な足型なんてないのです。
レベルアップすれば足の位置も変わってきますし、
いや、変わっていかなければいけないと思います。
大切なのは足の位置より身体の位置や使い方!
距離感など足ではなく身体で作るのです。
段々話しが高度になってきてしまいました。
現実的な話しに戻しますね。
うちのスタジオではビデオ撮影もOKですし、
スタジオ備え付けのビデオで撮ってレッスン後にDVDで渡す事もしています。
足型を覚えるのに自信のない人や、
レッスンの復習のために活用している人もいます。
でも出来れば自分の頭や身体で覚えられるようになれるといいですね。
なるべく要領よく覚えるようにしましょう。。。