石川です。
今回のテーマは「ダンスのカラー」です。
ここで言うカラーとは個性の事。
プロダンサーの踊りを思い出して下さい。
どの選手もそれぞれ個性があると思います。
スピードがある、表現力がある、リズム感がいい、
ボディアクションがいい、ラインがきれいなど…
どれも必要なのですが、その中で特に優れているところ。
それがその人(カップル)の個性になってきます。
もともと持っていればいいのですが、
ほとんどの人はなかなかそれが出てきません。
一般的には「一生懸命練習していると自然に出てくる」
と言うのですが、現実的にはなかなか難しいです。
これは練習の仕方に問題があります。
多くの人は悪い所を直す練習がほとんど。
いい所を伸ばす練習が少ない!
人と違う事を嫌がる日本人気質か?
ダンスでは人と違うのはいい事だと思います。
(基本を踏まえた上で)
それがその人の個性になっていくかもしれない、
他の人に出来ない事が出来るかもしれないからです。
特別な人を除いて、
個性とは「出てくるのではなく創るもの」と考えています。
練習していて出ないなら、自分から積極的に創るのです。
要するに得意分野を伸ばそうって事。
自分でどこを伸ばすのがいいか分からなかったら、
先生に聞いてみて下さい。
きっと先生は教えてくれると思います。
はっきり言って、もともと個性が無い人はいないのです。
だれでも「その人らしさ」があります。
ダンスでも「その人らしさ」を(意図的に)伸ばすのです。
カラーのある踊りは強いです。
(上手さと別、下手でもカラーは出せます)
カラーがその人の印象になり、
人々の記憶に残るダンスになると思います。
みなさんも意識的にカラーを創る努力をして下さい。
何色でもいいですよ~。。。