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コーナーの考え方。。。

石川です。

今回のタイトルは「コーナーの考え方」です。
これはラテンとスタンダードでは違うかもしれませんね。

まずラテンでLOD(ライン・オブ・ダンス)があるのは、
サンバとパソドブレです。

LODとはダンスの進行方向とでも言えばいいのかな。
反時計周り、フロアの外側を左周りに進む事です。

ラテンのバリエーションのルーティンを作る時、コーナーの事は考えません。
基本は真っ直ぐ、コーナーがきたら曲がるのです。

当たり前な事ですが、これが結構難しかったりします。
原則的にはコーナーの内側の人は小さく、外側の人は大きく進みます。

二人とも同じ歩幅だとスムーズに曲がれません。
ラテンの場合はこれでいいのですが、スタンダードの場合こうはいきません。

多分多くの人が初めからコーナーの設定をしていると思います。
このステップであのコーナーまで、次は新しいLODに…て感じ。

これは間違っていないのですが、絶対ではなく目安にして下さい。
たまにコーナーまでかなり距離があるのに曲がっていってしまうカップルを見ます。

審査員がこれを見たら「フロアクラフトが出来ていない」と思うでしょう。
競技会では他の選手もいるので思うように進めない事も多いのです。

その場合、臨機応変に対応しなくてはいけません。
ぶっつけ本番では上手くいきませんね。

普段からどこでコーナーがきても大丈夫なように練習しておいて下さい。
これが出来るようになると競技会の成績も変わってくるはずです。

ちなみになぜラテンとスタンダードでコーナーの考え方が違うのか?
私が思うに、スタンダードには「中央斜め」や「壁斜め」があるからだと思います。

ラテンにもありますが、そんなに長い距離じゃないから大丈夫なのです。
ヴェニーズワルツのように「中央斜め」がない場合、コーナーの設定はしませんね。

このようにラテンとスタンダードではコーナーの考え方が違います。
どちらにせよ上手くコーナーを曲がれるように練習して下さい。。。

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