石川です。
今回のタイトルは「ダンサーは詐欺師?」です。
(ちなみに犯罪者とかの悪い意味ではなく例えですよー)
「詐欺師」の意味は、人をあざむく、だます人の事です。
素晴らしいダンサーは優秀な詐欺師のようなもの。
なぜならその動きが絶妙で、まるで人をだましているように見えます。
ラテンダンスにおいて大切なテクニックなのです!
あっちに行くのかなーと思っていたら突然こっちに来たり、
止まったと思ったらパッと回ったり・・・
まだまだあります、右と思ったら左、上と思ったら下、
後ろと思ったら前…突然動きの方向を変えるのです。
見ている人に「おっ!」と思わせなきゃダメですね。
こっち来るかなー、やっぱり来た、ではつまらないのです。
よくダンスでは「タメとキレが大切です」と言いますが、
その理由はこれ!見ている人をあざむくため。
ゆっくり動いてるだけでは次の動きが読まれてしまいます。
これでは見ている人も退屈してしまいますね。
良いダンスは見ている人を退屈させません。
そのためには色々な変化が必要。
動きの変化、タイミングの変化、ラインの変化など…
それらがスピーディーに行われる事で見ている人も飽きないのです。
「詐欺師」という表現を使いましたが、
言いたい事は分かってきたかな?
正直者じゃダメなんです!(私生活はいいんですよー)
ダンスの時は嘘つきになって下さい。(パートナーにじゃないですよー)
プロダンサーの私、立派な詐欺師?(ダンスの時だけです!)
嘘の上手いあなた、ダンスの素質十分ですよー!(普段通りでいい?)
みなさんも観客をだませるようなダンスを心がけて下さい。。。