石川です。
今回は「社交ダンスの団体」についてです。
はっきり言って私もよく分かりません。
競技団体、選手会、技術団体、アマ、プロ、世界の団体など…
無数に存在し、とても説明しきれません。
主要団体を簡単に紹介します。
■JBDF（Japan Ballroom Dance Federation）
「財団法人日本ボールルームダンス連盟」
JBDFは最も選手数の多い競技ダンス団体です。
財団法人のため「財団」と呼ばれる事もあります。
JBDF単独でプロフェッショナル競技会の開催、
アマチュア競技会もJBDF単独のクラスになっています。
■JDC（Japan Dance Council）
「日本ダンス議会」
「WDC」世界ダンス議会（World Dance Council）の加盟団体。
プロフェッショナル競技会・アマチュア競技会の開催。
アマ競技会はDSCJとしてJDSF・JDC ・JPBDAで協力して行っています。
DSCJは統一級のためどこの団体でも同じクラスで出場出来ます。
■JCF（Japan Professional Dance Competition Federation）
「NPO法人日本プロフェッショナルダンス競技連盟」
プロフェッショナル競技会・アマチュア競技会の開催。
プロフェッショナルについては、独自に競技会を行っています。
アマチュアは以前DSCJに参加して競技会を行っていましたが、
現在はJCF単独クラスとしてアマチュア競技会を行っています。
■JNCPD（Japan National Council of Professional Dance）
「日本プロダンス協議会」
以前は全日本ダンス選手権がJBDF・JDC・JCFでそれぞれ行われていたのですが、
それらを統一するために3団体の合意によって2000年に設立されました。
日本プロフェッショナル競技ダンス団体の代表機関として、
世界競技ダンス団体の1つであるWDC(WD/DSC)に加盟しています。
設立の目的は、3団体統一全日本ダンス選手権大会の実施と日本代表の選出です。
■JPBDA（Japan Professional Ballroom Dancers Association）
「日本プロフェッショナルボールルームダンサーズ」
プロフェッショナル競技会・アマチュア競技会共に行っています。
アマチュア競技会についてはJPBDA主催で競技会を開催しているが、
DSCJ統一級を持っていれば誰でも参加できます。
プロフェッショナルは、国際プロダンス団体のIPDSCに参加しています。
■JDSF（Japan Dance Sport Federation）
「社団法人日本ダンススポーツ連盟」
アマチュア競技会を開催している競技ダンス団体です。
もとの組織はJADAで、LACD、学生競技ダンス連盟を含めて組織化したアマチュア競技ダンス団体ということです。
国際ダンススポーツ連盟(IDSF)の日本代表組織です．
アマチュア競技会については、JDSF主催で行っていますが，
基本的にはDSCJ統一級を持っている人なら誰でも参加できます。
■DSCJ（Dance Sports Council of Japan）
「日本ダンススポーツカウンシル」
JDSF・JDC ・JPBDAが協力して運営しているアマチュアのための団体です。
アマチュア競技会についてはDSCJは直接開催せず、DSCJ公認の形で開催されています。
DSCJは統一級があるのでJDSF・JDC・JPBDAのどの競技会でも同じ級で参加出来ます。
3団体が協力して運営しているので参加するアマチュア競技選手も多いです。
それ以外にも、
■学生競技ダンス連盟
■世界ダンス議会(WDC)
■国際ダンススポーツ連盟（ISDF)
■世界プロフェッショナルダンススポーツ議会（IPDSC)
など、色々ありますね。
ちなみに私はアマチュア競技からターンプロ。
最初はJBDF、色々ありJDCへ、いつの間にかJCFです。
私が思うにどの団体かは問題ではなく、
その人がどれだけ頑張っているかが大切だと思っています。。。
