石川です。
今回は「ダン子ちゃん物語・第12話」です。
前回、普段の歩き方を注意されたダン子ちゃん、今回はどうなる?
『前回のダン子ちゃんはこちら』
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本日は知り合いのハデ子おばさんのところに来ています。
ハデ子「どう、ダン子ちゃん、少しは踊れるようになった?」
ダン子「まだまだ全然です、ベーシックをちょっとって感じかな」
ハデ子「今夜うちのサークルのパーティーがあるけど一緒に行かない?」
ダン子「ええ~、まだ無理ですよ~」
ハデ子「いいのよ、踊れなくても、見てるだけでもかまわないから…」
ダン子(そうね、見るのも勉強になるかも、先生となら間違えないで踊れるようになってきたし…)
「じゃ、私も行きます!!」
そしてその夜、公民館でのパーティーに出席です。
ダン子「ハデ子おばさん、全身キラキラですね」
ハデ子「そりゃそーよ、これもダンスの楽しみなのよ」
会場には結構は人の数、ところ狭しとみなさん踊っています。
ハデ子おばさんは知り合いに誘われ踊りにいきました。
男性「すみません、踊っていただけますか?」
ダン子「あの~私初心者なんで踊れないんですけどー…」
男性「いいからいいから、踊ってみましょう!」
ドキドキしながらフロアに引っ張り出されました。
種目はジルバ、(アレ、いつもとタイミングが違う)
(ちょっと待って、そんなの習ってないし、あんまり回さないでぇ~…)
いっぱい間違えながらもなんとか終了。
違う男性が「ルンバお願いします」「初心者ですので簡単なのでお願いします」
(あっ、また間違えた、そのステップなら知ってるのにー)
(おかしいな、いつも出来てるステップも全然出来ない…)
また違う男性が「ワルツですけどお願い出来ますか?」
ダン子「まだ習ってないですけど…」「大丈夫、教えますよ!」
「1・2・3、右・左・後ろ…」「違う違う、そうじゃなくて~」
(ダメ、全然踊れない、足踏んじゃってすみません…)
そのうちあまり誘われないようになりました。
でもそっちの方が気が楽ね。
みなさん楽しそうに踊っています。
私も早くどの種目でもみなさんと楽しく踊れるようになりたいです!
ハデ子「どう、ちょっとは踊れた?」
ダン子「全然踊れない、いつものようにいかないですぅ~」
ハデ子「そりゃそーよ、相手は普通の人、プロとはリードが違うもん」
ダン子(そうか、いつもの私は先生に踊らされていたって事ね)
先生と踊れたからって他の人と踊れるとは限らない。
今の自分の未熟さを感じました。
ハデ子「あんたまだ始めたばかりでしょ、落ち込むには早いわよ」
ダン子(それもそーね、前向きに考えなくちゃ!)
ダン子「もっとレッスン、練習、頑張りまーす!」
ちょっとほろ苦パーティーデビューだったダン子ちゃん、次はどうなる?
※この物語はフィクションであり、実在の人物及び団体とは一切関係ありません。
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