石川です。
今回のタイトルは「アマデモの曲の速さ(2)」です。
前回はなるべく速い曲を使うようにって事でした。
本番で成功させるためにはまだ秘密があったのです!
実は私、練習の時、本番で使用する速さでやりません。
練習では本番使用の曲より4%くらい遅くして練習させています。
言い換えれば本番では練習より4%速い曲を使うという事ですね。
これは生徒さんの精神状態を考慮しての事です。
(パーセントは生徒さんの性格によって変えています)
誰でも本番は緊張します、それもかなりの緊張状態。
良い踊りをしたい、失敗したくない、というプレッシャーもあるでしょう。
それらの思いがパワーとなり(アドレナリン出まくり?)
練習より速く動いてしまうのです。
練習の時にしっかり音をタメて踊っていても、
本番では丁度いいか、ちょっと速めになってしまいます。
本番、曲が遅く聞こえた人、いませんか?
人間、緊張状態にあると運動能力や情報処理能力が上がるのです。
この前のオリンピックなどでもそうですが、
大きな大会ほど、高記録が出やすいのです。
私も今までの数多くの経験で本番で遅れた人はいません。
みなさん速くなってしまい、音を外したりします。
だったら生徒さんが本番に速くなる分、曲を速くしようって作戦ですね。
普通は曲に踊りを合わせるものですが、これはその逆の発想、踊りに曲を合わせる。
これは生徒さんには内緒にしています。
私の生徒さんは本番では練習した事ない曲の速さで踊っています。
今回のパーティーでもこの作戦は大成功!
誰一人音を外す事なく見ごたえのある踊りをしてくれたと思っています。
練習では使った事ない速い曲で踊り終わったあと、
「先生、今日曲遅くなかった?」だって、まあこんなもんです。
みなさんも速めの曲でデモに挑戦してみて下さい。
きっと上手くいくと思いますよ、頑張って。。。