石川です。
世間では『おくりびと』のアカデミー賞(最優秀外国語映画賞)受賞で盛り上がっていますね。
久しぶりの明るいニュースかも・・・
そこで私は『おくりあし』について書いてみようかな。
レッスンをしているとよく出てくる言葉です。
単純に言えば『おくりあし』とは乗っている足を使って身体を送り出す事。
ラテンでもスタンダードでも重要なテクニックです。
上手くない人のダンスは足型だけ、歩いているように見えます。
それに対して上手い人は踊っている!
では「歩く」と「踊る」の違いは?
乗っている足が使えているかどうかがポイント。
「歩く」は右足を出す時に右足を使います。
「踊る」は右足を出す時に左足を使っているのです!
ルンバでしたらニーバック(膝を後ろに使う)も大切。
つま先が外向きになるようターンアウトもしっかりと。
仮に今両足を揃えて立っているとしましょう。
ここから右足を前に出すプロセスを簡単に説明します。
まず身体を引き上げて立ち、そこからウエイトを左足にかけていきます。
左ショルダーが下がり、ヒップが左に動いていきます。
ここで左の膝が後ろに動いていきます(ニーバック)
右足の踵が高く上がり右膝が曲がり始めます。
ニーバックがさらに強くなり(ここが大切!)身体が前に動き始めます。
右足が前に出てつま先からウエイトがかかっていきます。
ここで右膝はしっかり伸ばし、左の踵が上がっていきます。
左のニーバックは継続、身体はさらに前に動き続けています。
ウエイトが半分くらいかかったところで左足のターンアウト。
それに伴いヒップが右に動いていきます。
右足の上にしっかり身体を引き上げて立ちます。
(ここでも左のつま先は床を押さえていて下さい)
以上、これでも簡単な説明です。
「おくりあし」を意識する事で色々変わってきますよ。
ボディが先行する事で体重移動が素早くスムーズになる。
踊りが大きく力強く見える、バランスが良くなるなどなど・・・
みなさんも「おくりあし」を意識、練習してみて下さい。。。
※石川浩之さん、『おくりあし』で「ダンスアカデミー賞」受賞!なんてならないかな?
■出張レッスン受付中!■
○あなたのサークルに出張レッスン致します!
■新サービス実施中!■
○レッスン10回で一回無料レッスン!