石川です。
今回は「ダン子ちゃん物語・第23話」です。
前回、リードの受け方を習ったダン子ちゃん、今回はどうなる?
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ダン子「今日もよろしくお願いしまーす!」
I先生「前回の続きでリード&フォローをやりましょう」
まずルンバのベーシックを踊りました。
I先生「う~ん、ステップは合っているけどリードは受けてないね」
ダン子「お友達に、2で下がった時に引いて前進の4で押すって聞きました」
I先生「そーする人がよくいるけどちょっと違うなー」
よく「プッシュ」と「フック」と言われます。
「プッシュ」は押すでいいのですが、「フック」は引くではありません。
引くは「プル」、あえて「フック」という言い方にしているのがポイントですね。
「フック」はかける、何をかけるかと言うと自分の身体です。
引くと言ってしまうとどうしても手で引っ張ってしまいます。
「プッシュ」も腕で押すのではなく、身体で押して下さい。
ダン子「どこがプッシュで、どこがフックなのか分かりませ~ん」
I先生「考え方は単純、二人が近づいたらプッシュ、離れたらフック、これだけ!」
ダン子「えっ!色々なステップごとに決まってるんじゃないの?」
I先生「そんな覚え方してたら覚えるのが多すぎて大変だよー!」
ニューヨークに入る時のリードは受けてます。
でもその後、3回やってスポットターンをしていませんか?
ダン子「あっ、私それだ」
I先生「リードは一瞬ではなく、常にあるのです!」
もしかしたらニューヨーク1回でアレマーナかも、
2回やってアンダーアームターンかも、3回の後アイーダかも…
3回やってスポットターンは代表的なパターンですが、絶対ではありません。
常に男性からのリードに神経(力ではなく)を使っていて下さい。
で、話しはルンバのベーシックに戻り、先生が問題を出しました。
I先生「ルンバの最初、組んで待っている時って、プッシュ、フック、それともゼロ?」
ダン子「えぇ~、考えた事ない!」
I先生「じゃ、考えて」
・・・二人の距離感を考えるんだよねー、
近くもないし、遠くもないし…
ダン子「・・・ゼロ!・・・かな?」
I先生「ブブー、ハズレ!」
コネクションは常にあるのです、なのでゼロはないね。
ダン子「じゃ、プッシュだー!」
I先生「ブブブー、それもハズレ!」
答えは「フックですね」コネクションの基本はフック。
なので相手と組んだ時点でフックは始まっています。
プッシュとフックの数は同じくらいではありません。
圧倒的にフックの方が多いと思います。
フックを基本として何かする時にプッシュになるのです。
I先生「第二問、カウント2で下がった時のコネクションは?」
ダン子「そこは分かります、フックです!」
I先生「う~ん、間違いではありませんが、正解ではありませんね」
正しくは、2の瞬間はまだ男性から離れていません。
よってプッシュ、その後も動き続け、2の後半でフックになります。
ダン子「またハズレですかー?」
I先生「第三問、カウント4で前進、この時は?」
ダン子(自分の思ったのじゃない方が正解かな?)「フック?」
I先生「ブブブブー、そこはプッシュ継続でいいんですよ」
ダン子「アチャー、全部ハズしてしまったー」
I先生「パターンが分かれば出来るようになりますよ!」
・・・コネクションは難しいですね。
でも出来たらとっても気分良く踊れそう♪
絶対身に付けてやるぅー、ガンバルぞ!
リードの受け方に苦労しているダン子ちゃん、
次回はどうなるのでしょう。。。
※この物語はフィクションであり、実在の人物及び団体とは一切関係ありません。
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