石川です。
今回は久々、「写真でレッスン」
ラテンの組み方(ホールド)についてです。
まずは正しい組み方↓
角度を変えて見てみましょう。
ラテンを踊る上で組み方は非常に重要です。
リードを伝える、受ける、そのジョイント部分になります。
リードでは次の動きの方向、距離感、タイミングなどを伝えます。
それこそ1/10秒、いや1/100秒の感覚も感じられるかも。
距離で言えば1cm、いや1mm単位かも?
実際にどうか分かりませんが、感覚はそれくらい繊細です。
そんな微妙なリードを受けるためには当然しっかりしたホールドが必要!
グラグラしてたら繊細なリードが受けられませんね。
まず男性は手首が折れないように。
指は伸ばして握りません。
親指は女性の手の甲の上、軽く押さえます。
深くしっかり組む感じです。
女性も同じで手首が曲がらないように。
指の付け根を直角に曲げ、指先は伸ばしておきましょう。
親指は浮かしておいて下さい。(つかまないように)
やはり女性も深くしっかりと組んで下さい。
この状態でプッシュやフックをしても揺るぎません。
伝達のロスを少なくするのがポイントですね。
では今度はよくある悪い例です。
これはお互いに指先で組んでいます。
これではしっかりしたリードが受けられません。
これはお互い手首が折れてしまっていますね。
踊っていて指がポキッってなるのはこのパターンです。
上の指先だけのもそうですが、どちらかがこうなってしまっていてもダメです。
男性が出来ていても女性が指先だけや手首が折れてる、またはその逆。
では今度は違う組み方。
アレマーナの時などのように手を上に上げている場合です。
これは良い組み方です。
男性も女性もほぼ手首が伸び、軽く握っている状態。
今度は悪い例。
手のひらが離れてしまっています。
これじゃリード受けられないよね(結構いますよ!)
イタタタタッ!強く握り過ぎです!
男性の親指が紫色になってます。
見にくいアングルになってしまいましたが、
ファンからホッケースティックの時の女性の手の悪い例。(手首が折れてます)
もう一度正しい女性の手を説明します。
手首真っ直ぐ、指の付け根直角、指先真っ直ぐです。
悪い例。
手首が折れて、指が曲がり男性を握っていますね。(これ多いよ!)
ホールドの練習は一人でも出来ます。
右手は女性、左手を男性にして練習してみて下さい。
ちなみに一人でやると簡単に出来ます。
しかし実際に相手と組むとなかなか出来ないんだよねー。
しっかりとリードをしたり、受けたりするには、まずはしっかりしたホールドから!
みなさんも意識して練習してみて下さい。。。
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