石川です。
今回もみなさんから頂いたお題です。
◆何歳までできる? (もくもく)2010-06-18 10:04:35
石川先生:いつも楽しく読ませていただいています。お題:ラテンダンスは、すばり、何歳まで続けられると思いますか??年齢が高くなってくると、身体が動かなったりして、キツくなってくると思うのですが、、。私も、若い頃と比べて体のあちこちが痛くなったり、不調が続いたりすると、歳をとったなあ、。と痛感して、悲しくなります。競技ダンスの場合の年齢の限界、と、普通に楽しむ場合はまた違うと思いますが、先生のご意見を聞かせてください。。。
◆もくもくさんに関連して (エンジョイマイライフ)2010-06-18 10:35:22
ラテンのレッスンを受けるようになって、どんどんそのおもしろさに惹かれています。一度は先生とデモで踊ってみたいと思っています。が、ダンスの中身も少しは見栄えがよくなってからと思ったり、あまり歳をとっては、ラテンの衣装は無理があるかな?と思ったりで、結局ラテンを人前に出すのは、どんなものか・・・と消極的な結論になってしまったりします。でも、一度は出てみたいなあ・・・と。まとまりませんが、こんな相談受けられた事がおありでしょうか?
■まず私の結論・・・
ラテンダンスはいつまでも出来ます!
とは言っても健康が基本(ウィールチェアダンスもありますが)
80歳を過ぎてもラテンダンスを踊られている方、多数いますよ。
もちろん、若い時と同じとはいかないと思います。
スピードがなくなったら表現で、回れなくなったらステップでカバーなど…
いろいろなテクニックで足りなくなった部分をカバー出来るのです。
いい意味で熟練度を発揮してください。
とは言っても痛みは問題ですね。
腰痛、膝痛、肩痛、神経痛…
ちゃんとお医者さんにかかり、指示を仰いでください。
そこで「ダンスをやってもいいよ」となれば頑張るべきです。
競技の場合、これもアマとプロで違うかな?
プロは年齢別競技会がありません(ラテンの場合)
JCFではスタンダードで40歳以上のセクションがあります。
(もしかしたら今後ラテンでもあるかもしれませんが)
しかしアマチュアはシニア戦、グランドシニア戦など年齢別競技会がありますよね。
60歳が20歳の子と勝負では大変です。
自分に合ったセクションで競技を選べばいろいろあるはず。
その後でも趣味の社交ダンスとしてラテンダンスは楽しめるはずです。
健康第一と言いましたが、きっとダンスをしている方が健康だと思いますよ。
ダンスの目的は人それぞれ、自分の思うがままに続けてください。
■ラテンデモについて。
これも結論から、基本的に思ったときがやる時です。
上手くなってから、と言ってたらいつまでも出来ません。
だってダンスに完成はないのだから。
とは言ってもお気持ちも分かります。
完璧でなくてももう少しマシに、とか年齢的な問題など。
間違えてはいけないのは、ダンスの素晴らしさはテクニックではないという事!
一番は気持ち、どれくらいの想いを1曲につめられるか、だと思っています。
自分のレベルに不安のある方は先生に相談してみましょう。
「今でも大丈夫」や「来年ごろね」や「まだまだだよ」など…
衣装の問題もいろいろな方法があるので心配いりません。
肌を直接出さなくてもベージュのネットを使ったり、カッティングに工夫したり…
単純にラテンデモを考えた場合、若い方がいいです!
今現在のあなたが一番若いのです(来年は一歳増えてますので)
費用もそれなりにかかるので慎重になる気持ちも分かります。
繰り返しになりますが、一番大切なのは自分のやる気だと思いますよ。
「思い立ったが吉日」あらため、「思い立ったがラテンデモ決意の日」ですね。
みなさん、前向きにダンスを楽しみましょう。。。
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