石川です。
今回はみなさんからの質問に答えます。
◆CBMについて (tktmn)2010-10-22 12:45:28
よく、スローフォックストロットのリバースターンやワルツのダブルリバーススピンの1歩目は、
いきなり回転しないでまず、前進してください。と教わりますが、教本では1歩目でCBMと書いてあります。
これは、自分の考えですが、足の上にボディがきたときカウント1ならその音の後半からCBMをかけ始めるのがいいのかな?と思います。
ダブルリバーススピンは特にCBMかけないと無理だなと思いますし。
この考えはあってまますでしょうか?
■私の回答
基本的に合っていると思いますよ。
まずCBMとはContrary Body Movementの略
前方又は後方に動いている足の方向に身体の反対側が回転するボディアクションのこと。
簡単にいうと、回転するときに身体をねじって準備しなってことですね。
ダンス用語は(誤解されないように?)難しく書かれていることが多いです。
さて、最初に合っているとは言いましたが本当は正解ではありません。
いや、正確には正解はその人のレベレによって変わってくる?
例えば初心者の場合、CBMは早めにかけた方がいいでしょう。
そうしないと回りきれないから。
中級者ならその足の上でCBMをかけるくらいかな。
上級者ならその足を越えてからかけても回れる。
そうなればそれだけ遠くに、また大きく動けます。
上手い人の大きな踊りはそんなところにもあるのです。
ちなみにもっと上級者になればCBMをかけない?(意識しないかも)
上手い人ほど回転する意識が低いように思います。
最初のうちは回りきれないので「いっぱい回らなきゃ!」
上手くなるにつれ「なるべく回らないように!」となっていきます。
このようにダンスのテクニックは一定ではなく、レベルによって変わってくるもの。
本やDVDなどのテクニックは一般論であり絶対論ではありません。
自分のレベルを判断してテクニックを理解するのを難しいこと。
この辺がダンスは本だけでは上手くなれないと言われるゆえんかも?
でもテクニックブックを読むことは大切ですね。
おもしろいもので、解らないことを理解するというより解っていることの理解を深める感じ。
本も同じステップを、初心者用、中級者用、上級者用で書きわけて説明すればいいのにね。
そうすれば理解しやすいかも。
自分のレベルアップに伴ってどんどん難しいテクニックに挑戦していってください。
頑張ってね~。。。
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