石川です。
今回は絵本風創作話(イラストなしですが…)
『いぶくろーの憂鬱』です、はじまり、はじまり~。
あるところに「やせるぞ♂」くんと「やせたいな♀」ちゃんがいました。
二人は最近ちょっと太り気味…そこで痩せることを決意しました。
やせるぞ♂「ぜったい痩せてスリムになってやる!」
やせたいな♀「わたしも!痩せてステキなダンス踊りた~い♪」
二人はダイエットをすることにしました。
二人のお腹のなかには「いぶくろー」くんがいます。
この「いぶくろー」くんはとっても働き者で優秀です。
毎日お腹の中でせっせと働き、身体中に栄養を送っていたのです。
ダイエットを始めて一週間がたち、二人とも順調に2キロほど体重が減ってきました♪
やせたいな♀「順調ね、この調子なら5キロくらいすぐね!」
そんな時、お腹の中の「いぶくろー」くんは…
「なんかこのところ変なんだよ、入ってくる食べ物の量が少なくなってる…」
「今まで気づかず同じように消化、吸収していたけど、これじゃダメだ!」
やせるぞ♂「身体も軽くなってダンスの練習も楽になった気がするね♪」
やせたいな♀「そうね、もっと軽くなったらもっとキレイになっちゃうのかしら?うれしー♪」
いぶくろー「このままじゃやばい!本人に合図を送るぞ!」
「いや、まて!今は周りがうるさい、本人に気づかれないかも…」
「・・・シーン・・・」「今だ!!」
「ギュルギュルルゥゥゥ~・・・」
やせたいな♀「いや~ん、お腹がなっちゃったぁ~!」
いぶくろー「よし、大成功だ!」
やせるぞ♂「しかたないよ、ダイエット中だもん」
いぶくろー「・・・反応がないな、もう一回いくぞ!」
「・・・シーン・・・」
「グギュルギュル…グギュルルゥゥゥ~・・・」
やせたいな♀「あ~ん、もう、恥ずかしいな~、なんで静かな時に鳴るのよ~」
いぶくろー「作戦成功!…だが…あまり効果はなさそうだな…」
「少ない食事量を余すことなくエネルギーに替える作戦だ!」
やせるぞ♂「食事量は減らしているのに最近体重が減らなくなってきたね」
やせたいな♀「そうね、停滞期ってやつかしら?」
やせるぞ♂「ぼくは運動もいっぱいするよ!」
やせたいな♀「わたしは食事制限だけでいいわ…」
いぶくろー「こうなったら余分な筋肉や脂肪をエネルギーに替えていこう!」
「やせるぞ♂くんの筋肉は使っているからそのままにしておけ」
「やせたいな♀ちゃんのはどこからでもいいや、胸の脂肪から取ってけ!」
やせるぞ♂くんはさらに食事量を減らし運動もいっぱいしました。
やせたいな♀ちゃんは現状維持、特に運動もしませんでした。
・・・そして・・・
やせるぞ♂「ぼくはだいぶスマートになったよ、筋肉がついて体型も前よりよくなった!」
やせたいな♀「私は途中から体重減らないし、胸がどんどん小さくなっちゃった…」
あいかわらずいぶくろーくんは少ない食事量を必要なエネルギーに替え続けていました。
そんな中、やせたいな♀ちゃんは「わたし、もういいや、ダイエットやめる!」
以前と同じ食事量に戻しました。
びっくりしたのはいぶくろーくん!
今までより多くの食料が入ってきました。
(ホントは以前と同じなんだけどね)
いぶくろーくんの消化、吸収能力は上がったままです。
さあ大変、やせたいな♀ちゃんはあっという間にもと通り!
いや、消化、吸収能力が上がっているせいで前より太ってしまいました。
そうです、以前と同じ食事量でも吸収力がよくなったままだったのです。
やせるぞ♂「リバウンドだね・・・」
やせたいな♀「あ~ん、もう!ちゃんと続けてればよかったぁ…」
いぶくろーくんのせいではありかせん。
彼は一生懸命自分のお仕事をしただけです。
こうして見事に痩せた「やせるぞ♂」くん。
やせたいな♀「私もう一回挑戦する!今度は失敗しないわ!」
いぶくろー「・・・やれやれ、またか・・・」
お し ま い。。。
※この物語はフィクションで、医学的な根拠は一切ありません。
※私は「やせるぞ♂」くんになりたい。。。
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