石川です。
今回のタイトルは「どんぐりの背比べ」
おもにアマチュアコンペを見たときの感想です。
今一番選手数が多いのはＣ級、Ｄ級あたりでしょうか？
特にスタンダードが多いのかな。
アマチュアコンペを見るときは自分が審査員のつもりで見るようにしています。
どのカップルを残し、またどのカップルを落とすか…
一次予選、落とすカップルを見つけた方が早いですね。
ここで落ちるカップルは何かが決定的に足りない場合が多い（音を外しているとか…）
二次予選、ここでは基本的な形ができているか、スピード感、大きさなど…
三次予選、形のつなぎのムーブメントなど、なめらかさはどうか？
準決勝、カップルとしての一体感や、オリジナリティーがあるか？
決勝、全てを総合的に判断して順位を決める。
以上、簡単ですが私の見方です。
とは言ったものの、まぁはっきり言ってどんぐりの背比べです！
この辺のクラスの人達はどこか欠けているのです。
スピードが足りなかったり、踊りが小さかったり…
だって全てを満たしていればとっくにＢ級、Ａ級になってるはずだもん。
技術的に足りない部分を補えばよいのですが、今回は別の見方。
どんぐりの背比べだからこそ、技術以外のところで差がつくのです！
例えば衣装、メイク、髪型、ネイル、肌の色など…
多分これらはみんなが思っているより重要です！
接戦になればなるほど何か決め手が欲しいもの（審査員の自己肯定？）
考えてみてください、同じレベルの二組が踊っているとします。
一組はパッとしない衣装で髪のセットも普通、男性はメイクもしていない…
もう一組はステキな衣装、バッチリ髪型もメイクも決まってる…
私なら迷わずこちらの組を残すでしょう（ダンスレベルが同じでも）
いいですか、コンペはダンス技術だけではなく「やる気」も見るのです！
この試合に懸けている組と、数多くある試合のひとつと思っている組。
見た瞬間に分かるものです。
しっかり準備してきた人と、とりあえず出てきたって感じの人。
だって実際アマチュアさん、髪型ビシッとしている人、少ないんだもん。
メイクも中途半端、普段メイクをちょっと濃くしてつけまつげって感じ。
男性も時代遅れのスラックス（しかもちょっと短い＆白靴下）とか、
ヘアーセットもしてなければ、メイクもドーランだけの人もいるんじゃない。
「そんなのカンケーねぇ、上手く踊ればいーんだよ」
そりゃその通り、でも上手くないんだよねぇ。
そーなってきた時にダンス技術以外がモノを言う！
また身だしなみがちゃんとしてるとダンスも実力以上によく見えるんだよね～。
技術レベルを上げるのはなかなか難しいと思います。
でもこれら身だしなみはやる気になればすぐできるよ！
今週コンペって人でもできますもん。
これでばっちり準備して出場したら絶対いつもより１～２回多く踊れるはずです。
ちなみに何でもやればいいってものでもないので注意が必要。
メイクもやり過ぎては逆効果、適度に全体のバランスを考えながらやってください。
あと技術以外では入退場の姿勢や踊った後の挨拶もポイント。
審査員がどうしようかと迷っているときの決め手になる可能性もあります。
とにかく丸が貰える要素をもっと増やしてください。
いつもアマチュア戦を見ていると残念でなりません。
この選手、衣装が全然似合っていない、違う衣装だったらもっと良く見えるだろう、とか、
髪型が変、メイクが変、肌白過ぎ（ラテンの場合）など多々あります。
せっかく一生懸命練習し、当日早く遠方の会場に行ったりするのです。
なるべくいっぱい踊りたいじゃないですか。
これらをちゃんとしていない人は自らそのチャンスを無くしているのです。
しっかり準備をしていっぱい踊って良い成績、これがいいな♪
どんぐりはどんぐりでもちょっと大きいどんぐりになりましょ。
そのためにはダンス技術以外の勉強もしっかりしてくださ～い。。。
～過去記事より～
『コンペ前の準備』
『技術以外に必要な事』
『コンペの挨拶』
『コンペの衣装』
『コンペの髪型』
『コンペのメイク』
『コンペの時の肌の色』
『コンペの時の避け方』
『コンペのその他』
※参考にして下さい。。。
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