石川です。
今回もみなさんからの質問に答えていきます。
◆トラブル・ショット (生真面目ダンサー)2011-06-12 12:28:36
いつも、先生のブログを楽しみにさせていただいています。
社交ダンス歴7年、家内とペアを組んでいます。私は59歳、家内は60歳です。
今年2月にJDSFのスタンダードD級になりました。
5月の初めてのD級戦(WQ,ST)で、ぶつかった後の処理
(トラブル・ショット)のまずさで、散々な結果でした。
この7年間、”基本が大事!!”と使えるフィガーもあまり増やさず、
1周出来るルーティンを繰り返し繰り返し練習してきました。
1年前から2週間に1度、プロの先生にペアレッスンしていただいています。
二人での自主練習は、水曜日の夜2時間、土曜日・日曜日にそれぞれ2~3時間、
公民館の多目的ホール(235㎡)を貸し切りで行っています。
二人で話し合って、しばらく競技会を休憩して、咄嗟の時にスムーズにトラブル・ショットが打てるように、
いろんなフィガーを練習しようということになりました。
こんな考え方、間違っていますでしょうか?
アドバイスをお願いします。
■私の回答
私の考え(早く上手くなるための練習方法)と逆なことが多いです。
トラブル・ショット=ぶつかったときの対処法のことですね。
コンペでは非常に大切なことです(ぶつかることを当たり前と思わないとね)
コレが上手くできないと実力を出し切れずに終わってしまいます。
そのためには、まず対応力(応用力)を身に付けねばなりません。
なのに基本が大事と少ないフィガーを繰り返してきた(応用力がつきません)
私は偏った練習を好みません(基本ばかりとか)
なぜなら基本の練習だけで本当の基本は見えてこないから。
難しいステップに挑戦することで基本の大切さが実感できることも多いです。
基本を知って応用を知り、応用が分かることで基本が分かる…この繰り返し。
練習するときは貸し切りとのこと、これでは避ける練習ができません。
たまには混雑している練習場でスムーズに踊れる練習もしましょう。
練習ではここでこうなったら困る、という状況をわざと作る。
壁に向かってPPとか、踊っている途中で一旦止め、またすぐ踊り直すとか…
すべる床、すべらない床、そんな状況にも対応できるように。
競技会を休憩、これも逆効果な気がします。
実戦こそ最高の練習場所だと思います。
上手くできるようになったら出場なんて考えていたらいつまでも出場できませんよ。
全てにおいてもっと幅広く前向きに考えていきましょう。。。
参考過去記事「コンペの避け方」(←クリック!)
◆悩み (迷うダンサー)2011-06-12 16:50:27
ダンス暦12年、女性です。スタンダードもラテンもお教室で習っています。デモもしました。(ラテンのデモはしていません。)
最近悩んでいます。ダンス止めようと思う事があります。
ダンスを好きな気持ちは変わらないのですが、なんとなくマンネリ化してきて、楽しさが減ってきた気がします。
もっと楽しみたいと思うのですが、いい考えが浮かびません。
■私の回答
何か新しい目標が必要なのだと思います。
例えばですが、スタンダードのまだやっていないデモをするとか、ラテンのデモをしてみるとか…
相手を見つけて競技会に挑戦、先生とメダルテストやミックスコンペに挑戦、教師免許に挑戦…
違う先生、お教室も選択肢の一つです。
何でもいいのですが、モチベーションを落とさないためには、
常に新しいことに挑戦し続けることです!
手軽なとこではレッスン着を新調してみるなんてのも気分転換になるかも。
辞めるのはいつでもできますので、なるべく頑張って続けて欲しいと思います。。。
◆身長差のあるペア (ごんべえ)2011-06-13 01:37:03
女、30代、ダンス歴10年。相方とのんびりダンスを楽しんでいます。
リーダー180cm 私156cm、スタンダードのホールドがしっくりきません。
特にタンゴの時の左腕(ヒジから肩)がキレイに見える位置にすると
左腕(ヒジから手)がだるいし、痛いし。。。
身長差のあるペアがきれいに無理なくできるホールドの注意点や工夫する点を教えていただけたら、うれしく思います。
よろしくお願いします。
■私の回答
身長差があるので大変だとは思います。
ホールドは二人で作るモノなので男性の協力も必要ですね。
どの程度の高さで組んでいるのか分からないので担当の先生に相談するのが一番です。
多分男性がもっと下げて組むのが良さそうな気はするのですが…
その場合、男性の右手だけでなく左手も同じ高さにすること。
左右のホールドの高さが合っていれば低くてもキレイに見えますよ。
あとは身長差のあるファイナリストを参考にするとか。
ティモシーホーソン&ジョアンボルトンなどは身長差はありましたがエレガントでしたね。
ここで一つ、基本的な考えですが、美しいホールドが楽にできることはないと思います。
ギリギリの苦しいホールドを維持し続けることは相当な試練だと思いますよ。
だからこそ、そこに究極の美しさがあるのではないでしょうか。
楽にできるようなホールドではキレイな踊りにはならないでしょう。
「ダンスの苦労は買ってでもしろ」
こっちの方が大変だな、って方に向かってください。
それを続ければきっと素晴らしいダンスが踊れるようになりますよ♪
今回はここまで。。。
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