石川です。
今回もみなさんからの質問に答えます。
◆先生との相性 (凛子)2011-06-15 23:32:46
*女・40代・ラテン2年、スタジオは、見学と体験レッスンをしてから決めましたが、一年目から徐々に先生との相性が気になり初めました。
先生のレッスン、教え方は、私が目指しているダンスと合ってるんだろうか…と、疑問でしたが、最近は“いや違うかも…”と、思います。
同じスタジオの中で、先生を替える事はタブーのような気がして、言えません。
先生も生徒もお互いに気まずくなると思うと、言えません。
“立つ鳥後を濁さず”やはり、スタジオを替えるしかないのでしょうか?
(詳しい理由は、文章だけでは上手く伝えられないので省略しました…)
※補足します~
習い始めた頃から今まで、先生と時々話し合いはします。自分の目標や、レッスン中も解らない時は、聞いたりします。
先生は、話しやすい人柄なので、特別な不満はありませんが、1年を過ぎた頃から、少しずつですが、物足りなさを感じています。
今は、自分の上達の為に、練習あるのみと自分に言い聞かせてレッスンをしています。
同じスタジオに、少し厳しい先輩先生(どちらも現役の競技選手)がいますが、その先生のレッスンの方が自分に合っていると思っています。
が、同じスタジオの中なので、先生の手前、さすがに言えません。
■私の回答
プロがプロにレッスンを受けに行く場合、相性なんて気にしません。
ひたすら技術を吸収するため、全てを受け入れる覚悟です。
でもアマチュアが趣味としてダンスを習う場合、先生との相性も問題になるでしょう。
まず私が思ったのは、極力自分の気持ちを大切にして欲しいってこと。
先輩先生に習ってみたいのならそうするべきです。
そのためにはどうしたらよいのかを考えます。
今の先生に習いつつ、先輩先生のレッスンも受けてみる。
徐々に今の先生をフェードアウトしていくとか…
先生に直接に言いにくい場合、昔からの先輩生徒さんに相談とか、
パートナーの先生に相談してみましょう。
お教室によって先生を替えることを禁止しているところもあるようですが、私は疑問です。
生徒さんが自分の習いたい先生に自由に習えるようにするべきです(自分のお金で習うんだし…)
うちではその辺は自由なので、私の生徒がケンちゃんに…とかその逆もあります。
純代先生に相談してくる生徒さんも多いですね。
教室を辞めるのは最後の手段です。
なるべく自分の気持ちが満足できる方法を考えてみてください。。。
◆Unknown (しほ)2011-06-16 00:01:03
ダンス歴2年 女性。
レッスンを週一回習っていますが、最近物足りず練習量を増やしたいのですが、先生の都合で日程があいません。
一週間がモヤモヤとイライラです。
自宅で体を動かしてもやっぱり…こんな時どうすればいいのでしょうか。
■私の回答
一週間フルタイムで埋まっている先生って少ないと思います。
自分が習いたい時間と先生の都合が合わないというのはよくありますが…
方法として、とにかくまず先生の空いている時間を聞く。
そこを何とか都合をつけてレッスンを受ける。
一回のレッスン時間を長くするのもひとつです。
あとはパートナーの先生や他の先生(同教室でも他教室でも)のレッスンを受けるなど…
一番良いと思うのは自分の先生に自宅での練習方法(宿題?)を教えてもらう。
これができるようになるのが上達への近道だと思います。
みなさんレッスン量を増やすと上達すると勘違いされていますが、
どれだけ習うかが問題ではなく、どれだけ練習するか(身に付けるか)が問題なのです。
レッスンとは知識的な(身体を使って)吸収と思いましょう。
自分で行う練習こそがテクニックを身に付けるために必要なのです。
練習できないのを先生のせいにはせず、もっと自分で頑張りましょう。。。
◆素朴な疑問 (ごう)2011-06-17 13:02:22
ささいなことですが前々から疑問に思っていたことがあります。
①プロダンサーの年齢について
よくダンス雑誌を見るのですがプロのダンサーに年齢の記載がされているのを見たことがありません。
芸能人やスポーツ選手が雑誌などに載る時はよく年齢の記載がありますよね。なぜダンサーは年齢をオープンにしたがらないのでしょう?
僕はよく「この先生おいくつなんだろう」と感じます。(年齢が近ければ親近感を感じますし)
やはりプロのダンサーとしては年齢は明かしたくないものなのでしょうか?
②団体の件
別の方も質問されていましたが、ダンス界にいくつも団体が存在することの意義が分かりません。
サッカーでいえば日本サッカー協会(JFA)の他にいくつも団体があるのと同じですよね。
あるダンス友達は団体が多いのはそれだけ役職が生まれるからとのことでした。
団体が多いことはデメリットの方が多い気がしますが先生はどうお考えですか?
■私の回答
過去に私たちが日本代表として秋田ワールドゲームズに出場したとき、
新聞に記事が載ったのですが、しっかり年齢が記載されていました(笑)
でもこれはレアなパターンで、ダンス雑誌などでは記載されていないですね。
やはりいつまでも若々しくいたい、みなさんに現実感を与えたくないとかの気持ちがあるのではないでしょうか。
わからなくはないですが、私はどっちでもい~んじゃねぇ派。
わざわざ公表することでもないし、無理に隠すことでもない。
男の先生はそんなもんじゃないかな?
女の先生はどーかな、女性に年齢を聞くのはマナー違反というのも聞いたとこあるし…
ダンスに年齢は関係ない、いくつであっても良いモノは良い!ですね。
また若く見えれば良いってもんでもない。
こんなことがありました。
アマデモに出る高齢の女性を純代先生がメイク。
私が「若く見えるようにメイクしてもらいな」と言ったら、その生徒さん、
「老けて見えるようにメイクして欲しい」とのこと。
そっちのほうが「年の割りに上手い!」ってことになるじゃない。
なるほど、そんな考え方もあるのか、と思いました。
年齢に関する考え方、年齢とともに変わるのかもしれないですね。
二つ目の団体の問題、これはこの前も答えたので割愛させていただきます。
付け加えるなら意義のために存在するのではなく、異議のために存在しちゃった感じかな。
例えが良くないかもしれませんが、戦争や政治と同じ。
誰かが悪いのではなく、それぞれの正義を掲げて戦っています。
どちらも正論ですのでそれ自体は間違っていません。
でもどちらも譲り合わず折り合いがつかなくなった場合が分裂や戦いになるのだと思います。
当然良い事だとは思いません。
それらがまとめられる絶対的な指導者、強力なリーダーの出現が待たれるところですね。
これはダンス界も日本国も同じ問題を抱えているのかもしれません。
本日はここまで。。。
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