石川です。
みなさんは「金太郎アメ」はご存じですか?
そう、どこを切っても同じ絵柄が出てくる「組み飴」のことですね。
私は常日頃、「金太郎アメ」のようなダンスを心がけています。
どこを見ても同じように、言い換えれば「スキ」ないダンス。
当然生徒さんにも言っているのですが、これがなかなか難しい。
例えばルンバを踊っているとしましょう。
最初は姿勢もよくていい感じ。
でも踊っているうちに最初の姿勢はどこへやら…?
ヒップムーブメントで考えてみましょう。
ファンポジションなど頑張って動かしたとしましょう。
でもその前のカウント「3」のとき、どれだけ動いていたでしょうか?
「4・1」や「2」だけ頑張っていませんか?
ニューヨークのとき、「2」だけめちゃくちゃ頑張ってない?
そのあとの「3」にどれだけ神経を使えているか?
競技選手にもよくあることです。
見せ場だけ頑張っているけど、その前後が全然ダメなケース。
審査はそれらの「隙間」を見られていると言っても過言ではない。
他の人が神経を使ってないところの神経が使えている人が勝てるのです!
ルンバたるものは常にルンバでなければいけない。
ポーズを作ったところはもちろん、その過程においても繊細な神経を使うべき。
これはもちろん他の種目でも同じです。
チャチャもサンバもパソもジャイブも常にその種目であること。
例えばダンス雑誌に掲載されているアクション写真。
プロの写真は何の種目を踊っているのか分かるはずです。
それだけ神経を使って「スキ」のないダンスをしているから。
しかしアマチュアの写真は何の種目を踊っているのか分からないことが多いです。
ニューヨークの写真でルンバかチャチャか分かりますか?
見極めるにはそれだけの知識も必要になってきますね。
仮に知識があっても種目の踊り分けがされていないと判断が難しくなります。
一歩と一歩の間の身体の使い方はもちろん、足先から指先まで神経を使います。
はっきり言ってプロでも難しい作業だと思います。
だからこそ私も常々気をつけているのです。
どこを切っても同じ種目が出てくる!
まさしく「金太郎アメ」のようなダンスが理想的ってことになりますね。
みなさんも目指してみてはいかが?。。。
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