石川です。
今回はみなさんからの質問に答えていきます。
◆スロー・フォックスで (Yoshirin)2012-02-08 13:20:06
いつも石川先生の動画レクチャーに お世話になっています、ありがとうございます。
スロー・フォックスの音楽タイミングについて どうも納得できないのです。
スローの多くのステップは、S・Q・Q と4拍、3歩で構成されています。
タンゴ等と違い 音楽の小節にステップが当てはまり、
1ステップが小節の途中で終わる事無く 言わば小節内でステップが完結しています。
なので当然 S・Q・Q は音楽拍子1・2・3・4に同期するのが自然であり当たり前と思っています。
ところが時折 2拍ずれて S・Q・Q を3・4・1・2と踊っている場面を見かけます。
私的にはこれは音楽を外している(裏になっている)という認識です。
上位級の準決勝などでも(裏)からスタートし、これが決勝に残ったりするのも幾度となく見てきました。
テキスト類を見ても 音楽の1・2・3・4にS・Q・Qを合わせるという記述を今まで見た事がありません
ある先生は それは審査とは関係ない審査員はそんな所を見ていないと言われました。
ええ・・そんな・・・と思うのですが。
教える側の意識として あまり重要な項目ではないのでしょうか?
■私の回答
言いたいことは解ります。
先生や審査員によって重要度が違うかもしれませんね。
私はYoshirinさんとほぼ同じように考えています。
確かにコンペで音楽的に「裏」で踊っているカップルを見かけますね。
ただし競技でのこの判断は微妙です。
最初から「裏」のままなのか、途中の接触などで「裏」になってしまったのか?
また元々ステップの繋がりかたによっては「裏」に感じる場合もあります。
多分「裏」の判断はフェザーステップの最後が「1.2」になったりしてるのを見てでしょう。
基本的にここが「1.2」でも「3.4」でも構わないのです。
(「3.4」の方が気分いいですが…)
部分的にではなくルーティンの流れが小節的にうまくまとまっていればいいと思います。
Yoshirinさんの解釈で違うと思うところは「小節内でステップが完結…」のところです。
ステップの最後の一歩はすべて次のステップの最初の一歩になるのです。
スローフォックストロットは動きの連動性が一番重要だと思います。
音を表現する身体の使い方にいろいろなテクニックがあると思いますが、それは「1」でも「3」でも同じなのです。
カウントを正確に、とは「1」を「1」と表現することではありません(言葉の説明では難しいですが…)
音楽に疑問を持ち使い方を考えることはとても大切です。
これからもどんどん疑問を持ってください。。。
◆悪い噂を (Unknown)2012-02-11 01:03:20
他の生徒さんの踊りの悪い所を生徒が聞いてもいないのに言う方に教室を辞めていただいたのですが、
周囲を巻き込んで(引き連れて)ヨソの教室に行って、あの先生は教えるのが下手だと言いふらされてます。
どう対応したら良いですか?アドバイスお願いします。
◆Unknown (Unknown)2012-02-11 01:29:15
女のひとは(私も女ですが、笑)社会的訓練がされていないせいか、
自分の感想をぶしつけに言ったりすることがあるように思います。
それで傷ついて教室をやめた例を聞いたこともあります。営業妨害もいいところです。
若干の嫉妬があったりもしますので、言われた方も真に受ける必要のないこともあるかもしれません。
自分の楽しみのためにしている場所で、誰も不愉快な思いをしたくありませんから、
言葉にはほんとに気をつけたいと思います。
あるゴルフのインストラクターは他の生徒にちょっかいを出すひとには、そのことを注意して、
こんどそういうことがあったらやめてもらうと言ったそうです。これまでもどれだけ迷惑しているかと言ってました。
その生徒はレッスンや止めず、なにか私に聞いた時、くれぐれも先生に言わないでほしいと念を押しましたので、
先生に注意されたことには気をつけていたのでしょう。
内容も忘れましたが、なんかさぐりをいれるような話はしないでほしいものです。
最近も通っているダンス教室で生徒間のトラブルを耳にしたばかりです。
その人からの話にはびっくりしましたが、誰もいない時、
その場にいらした先生にいっぺんどういうことだったのか聞いてみたいと思っています。
教室が何の対処(相手を止めさせるなど)もしていないのは、一方の話を聞いただけでは信じられないくらいですので。
ただそういう攻撃的な方を止めさせたりしたら、後がこわいのかなあと思ったりはしました。
■私の回答
関連しているようなのでまとめて答えさせていただきます。
上の質問者は文章から察するにプロの先生か経営者ってとこでしょうか?
私の考えを最初に言うと、特別に何もしない、です。
まず、人の口に戸は立てられませんのである程度の噂は仕方ないでしょう。
私も今までに何人か辞めてもらった生徒さんや注意勧告した生徒さんがいます。
これは他の生徒さんに大きな迷惑をかけている人か、私のレッスンの主旨に反する場合です。
だいたいそのような人は辞めさせられるとさらに悪口を言うようです、が気にしないことです。
プロたる者はもっと自分に自信を持つべきです!
仮にその生徒さんが他の生徒さんを引き連れて辞めようとしたとして、
みんなに辞められてしまうのは先生側にも問題があるのでは?
根も葉もない噂を立てられたとしても、それらを打ち消せない。
火はなくても煙はあるのかもしれません。
では打ち消すにはどうしたらいいのか?
私は残った生徒さんと真摯に向き合い、丁寧にレッスンをしていくのが一番と考えています。
分かってくれる人は分かってくれますし、分かってくれない人は分かってくれません。
多くの人に理解された方がいいのですが、全ての人には無理だと思います。
私はあまり生徒さんに合わせませんし、言いたいことはほとんど言います(笑)
(辛口とか毒舌と言われますが気にしません)
自分としては生徒さんに本音で接しているつもり。
多分多くの生徒さんが傷ついているのかも?
でもちゃんと生徒さんのことを一生懸命考えているのが解ってもらえている(つもり)なので何とかなっています。
この辺の対応の仕方は先生によってそれぞれなので、どれが一番とは言えませんね。
要するに自分に自信を持ってやるべきことをしっかりやる!
それでダメならしょうがないじゃないですか。
ちょっと辛口になってしまいましたが、私はそう思っています。
本日はここまで。。。
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