石川です。
今回のテーマは「やる気スイッチ」です。
某学習塾のCMでやってますよね。
~♪やる気スイッチ 君のはどこにあるんだろ~♪~
~♪見つけてあげるよ 君だけのやる気スイッチ!♪~
このCM、私も共感できます。
物事を教える立場として、一番大切なことなんじゃないかな。
良いコーチャーとは…?
正しいことを教えてくれる人ではありません(これも悪くはないが…)
逆に、正しいことを教えるのは簡単なんです。
そんなの素人でもできるし、本やビデオでもいいんです。
変な言い方だけど、正しくないことが教えられる人、
またそれが正しい(必要)と思わせられる人が良いコーチャーだと思います。
まず本当に正しいことは非常に難しいことになります。
それをまだあまり理解力がない人に「これが正しいことだから…」と教えたとしたら?
う~ん、そんなのは私には無理!となるでしょう。
プロの先生でもこの辺を勘違いしている人が多いように思います。
私は今のレベルに対してほんのちょっと上のことを言ってあげるようにしています。
たとえそれが本当に正しいことじゃなくてもです。
ちょっと頑張れば手が届くところ。
そうすることで練習意欲が湧きやすくなるようにしているつもり。
上達の過程には段階があるものです。
上を目指す者に登りやすい階段を作ってあげられることがコーチャーとして大事!
また最終的に正しいことを教えるにしても、その過程では正しくないことも必要。
そしてこの正しくないことを教えるのは先生としても勇気がいります。
だって正しくないことなんだもん!
ヘタしたら「あの先生の言うこと変じゃない?」となる可能性もありますもんね。
それができるのは自分のダンスや教え方に自信がある先生です。
また正しくないとこを必要と思わせる説得力も必要です!(これも重要)
ダンスの下手なおっさんがどんなに良いこと言っても説得力がありません。
それとまったく同じことでも世界チャンピオンが言っていれば説得力があるのです!
さらに難しいのは、仮に実力のある先生が何か言ってくれたとしても、
その先生との信頼関係が築けていないと効果が薄くなります。
ちょっと話しがズレてきたかな?
要するに大切なのは正しい事ではなくやる気にさせるってことです。
先生がどんなに正しいことを言っても生徒に響かなかったら(練習しなかったら)意味がない。
生徒が自らやる気にならないとダメなんです。
学校の勉強なども一緒です。
塾(お教室)に通ってるだけじゃダメ、自分から進んで勉強(練習)するようにならないとね。
「やる気スイッチ」さえ入ってくれたら先生も楽♪
生徒さんが勝手にどんどん上手くなっていってくれますモン。
でもみんなの「やる気スイッチ」どっか奥の方に隠れてるんだよね~(押してもすぐ戻っちゃう人も?)
良い先生はそのスイッチを見つけてくれるはずですよー。
まだスイッチ押してない人、うちのスタジオに来てください。
私が絶対に見つけだし、しっかり(戻らないように)押し込んであげます!!
本日は「やる気スイッチ」のお話しでした。。。
◆動画レッスン・サンバ編DVD、発売中◆(←クリック!)
■サンバの基本、バウンズ、カウント、ウォーク、ベーシック…など収録!
◆動画レッスン・基本・ルンバ・チャチャチャ編DVD、発売中◆(←クリック!)
■動画レッスン、基本のムーブメント、フリーアーム、各ウォークなど…収録!