石川です。
先日、告別式に参列させて頂きました。
私がダンスを始めた時からお世話になっていた方の奥様です。
自宅で倒れてそれっきり…享年六十一。
ダンスも踊られ、とても美しい方でした。
悲しさ、寂しさ、切なさ、悔しさ…
いろいろな想いが交錯しました。
形あるものいつかは壊れ、命あるものいつかは果てる。
死因は様々、寿命か病気か、それとも事故か。
またそれが長いか短いかはほとんどの場合分かりません。
自分はどれだけ生きられるのだろう？
忘れていた（考えたくなかった）ことを思い出した気がしました。
私は生きているうちに何ができる、いや、何がしたいの？
自分のために…妻のために…子供のために…
ダンサーとして…デモンストレーターとして…コーチャーとして…
一人の人間として何を残せるのだろう。
自分の存在意義は何なんだろう。
あっ、別に人生に悲観的になっているんじゃないですよ。
逆にもっと積極的に生きていかなくちゃ、と思っているのです。
やはり何か人のためになるようなことをして生きていきたい。
とは言ってもボランティア活動などとはちょっと違う（これはこれで良いと思っていますが）
今の自分にできること…やっぱりダンスかな？
多くの人にダンスの楽しさ、喜びを伝えていきたい。
また教えるだけじゃなく、踊りを見せることで感動を与えたい。
今までもこの想いはあったのですが、より強く思っています。
「今できることを精一杯」これが自分のポリシーでもあるのですが、
本当に精一杯だったのか自問自答…やってきたつもりですが…分からないな－。
ここまで悔いのない人生だと胸を張って言えるのですが、
もし明日死ぬとしたら…まだやりたいことはあるんじゃないだろうか。
よく永遠の命を手に入れたら…なんて話しもありますが、
私はそれを丁重にお断りするでしょう（笑）
だって時間に限りがなかったら今頑張らないモン。
明日やる、明後日やる、百年後にやるってなっちゃうかも。
もし桜が一年中咲いていたら…ありがたみが薄れる気がしません？
人生にも限りがあるから輝けるのです（努力次第で何度でも！）
さらに、いつまでか期限が分からないからいいんだと思います。
分からないがゆえに今頑張るしかないのです。
人生は逆算できません。
常に足し算！（たまに引き算？）
良いモノをいっぱい足していきたいな。
限りある命を大切に…精一杯生きていきたいと思います。。。
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