石川です。
今回は過去記事ピックアップです。
「教える。。。」2007-03-07 23:59:29
ダンスを教えるというのは難しいです。
技術的な難しさもあるのですが、問題はそれ以外だと思います。
正しい事を言うだけなら誰にでも出来ます。
プロはもとよりアマチュアにも出来る事です。
専門書などを読んで知識を覚えてもどこまで役に立つか…
(不必要という事ではありません)
皆それぞれ個人差があり、必要になってくるものが違います。
それに合わせて必要な事を教えてくれるのが一般的な良い先生。
もっと良いのは必要な事を気付かせてくれる先生だと思います。
言い換えれば「やる気にさせてくれる」先生。
先生がどんなにいい事教えてくれても、
生徒さんがやってくれなければ意味がありません。
「○○さん、やれば上手くなるよ」は
「やらないから上手くならないんだよ」と同じです。
ではどうしたらやる気になるのでしょう。
これは私にもはっきりした答えは分かりません。
いつもそれで苦労しているのです。
また人によって対応の仕方も変わってくるでしょう。
私の場合、「やる気にさせるため」に、まず良いお手本が見せます。
ただ「こうやって」ではなく「なぜこうなるか」の理由を説明します。
あと実際に自分がどう踊っているのか撮影して見せるのも効果的です。
(見た瞬間はやる気をなくすかも…)
必要とあれば嘘も教えます。(これが結構大事)
アマチュアの人は嘘が教えられないですね。
その場合「これは正しいやり方ではないけど今はこうやって下さい」
と説明し、時期がきたら正しく直します。
基本に忠実なだけで本当に素敵なダンスになれるでしょうか?
ロボットのように味気ない踊りになっちゃうかもしれません。
あとは先生の言葉に説得力が必要です。
これは実績や信用を積み重ねないとなかなか出てこないですね。
教育に置き換えてみましょうか。
親が先生で子供は生徒さんです。
「勉強しなさ~い」と怒鳴り半強制的にやらせて効果的でしょうか?
理想は自ら進んでやってくれる事、親はやる気にさせる事が大切なのです。
また答えを覚えるだけの勉強もどうでしょう。
ダンスの場合も先生に答えだけを教わろうとしていませんか?
大切なのは解き方、なぜそうなるのかなのです。
これが分かってないと足型が変わる度に一からやり直しです。
お片付けでも同じで、口先だけで「片付けなさい!」より
親がいいお手本になってあげる事が大切だと思います。
私達は今、生徒さんのレッスンもそうですが若手の育成も考えています。
そのためにはただ「練習しろ!」だけではいけないと思ってます。
私達の一生懸命を見せる事、口先だけでなく実戦する事。
ダンスの練習もダイエットもそうだと思っています。
良いお手本を見せ、本人自らやる気にさせる事。
これが一番良い方法だと思っていますが、どうでしょう?。。。
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