石川です。
今回は過去記事ピックアップです。
「見よう見真似。。。」2007-03-25 23:59:05
習い事の基本はこれですね。
子供のうちはこれがすぐ出来ます。
何才まで出来るのでしょうか?
子供の場合、楽しい音楽が流れてくると自然に踊りだします。
音楽に合わせて身体を動かすのは、誰にでもある人間の本能なのでしょう。
しかし、いつからか身体を動かす事を頭で考えるようになり、(日本人は特に)
そうなると動きがぎこちなくなってきてしまいます。
大人の社交ダンスの場合、どうすればいいかまず頭で考えます。
それから命令が出て、神経を伝って身体を動かします。
まず先生がやっているのを見てそれを真似する。
なんとなく近いところまでは真似出来るでしょう。
ダンスは「百聞は一見にしかず」なのですが、
理想は「一見プラス百聞」でしょうか。
私も最初からプロの先生に教わっていたわけではありません。
始めは上手そうな人を真似したり、ビデオで研究したりしていました。
「見よう見真似」である程度似た形にはなるのですが…
何か違う!
そしてプロの先生に習ってみて色々分かってきました。
見え方と意識は別物、いや、逆な事の方が多いか?
伸ばして見えるところの意識は縮めていたり、
前進する場合は後ろに使っていたり
アップの時はダウンの意識、右だったら左、
回りきれない時は回転量を減らす、忙しいステップの歩幅を大きく
これらは見ただけではなかなか分かりません。
ダンスは二人で踊ります。
そこに慣性の法則だったり遠心力、反発力、惰性…
色々目に見えにくい力を利用します。
形は分かっても力加減や意識などは見て分かる事じゃないですね。
「見よう見真似」だけだと悪い癖が定着してしまう可能性があります。
ダンスにおいて「見よう見真似」は大切ですし、最初のうちはそれでいいです。
しかし本当のダンスを求めるのなら、ちゃんと説明を受けた方がいいですよー
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