石川です。
今回のタイトルは「自信と結果」です。
ダンスを踊るうえで自信を持つということはとても大切なことです。
ではどうしたら自信が持てるのかということになりますが…
膨大な練習をすることで自分のしてきたことを信じる！
これが一般的な回答だと思います。
でも本当にこれで自信は得られるのでしょうか？
つい先日約二年ぶりに優勝をしたゴルフの石川遼選手。
彼の練習好きは有名です。
優勝できなかった二年間も必死に練習していたはず（多分それまで以上に…）
過去に実績もあったのにこの時期は自信をなくしていたと語っていました。
ということは必死に練習していても自信が持てなくなるかもしれないってことです。
ダンサーでもこのようなパターンの人がいると思います。
サッカーでもあのフリーキックの名手、中村俊輔選手が一時期全然フリーキックが決まらなかった。
本人曰く蹴る前に「まったく入る気がしなかった」そうです。
完全に自信喪失でしょうね。
でも一本決まると次から次へと決まるようになるから面白い。
ダンスも自信を持って踊れば結果がでる、ではなく、
結果が出ることで自信が持てる、この場合もあるのです！
私の生徒さんでも、いつも自信なさげに踊っていたカップルが、
たまたま何かのきっかけで優勝してしまいました（笑）
次のレッスンの時、踊りが見違えててビックリしました。
堂々とした立派はダンスになっていたのです。
一週間でこんなに上手くなるはずがありません。
技術的な上達ではなく精神的な変化なのでしょう。
気持ちの持ち方一つでこうもダンスは変わるのか？
結果によって自信を得た一つのパターンですね。
逆にある程度上手い人でも一次予選落ちなどが続いてしまうと、
いろいろな迷いが生じ、どんどん自信が持てなくなって（負の連鎖）変な踊りになっていく。
この場合、地方戦に行くなりなんとかして結果を出す！
まず結果を出すことで自信を持つ（復活させる）のです。
分かってきましたか？
自信を持つから結果が出る、のではなく、結果が出ることで自信が持てるのです。
もちろん一生懸命練習していることは前提です。
練習してないのに自信を持っているのは話しになりません。
練習→結果→自信→結果→結果…となるといいですね。
実はこの最初の「結果を出す」が一番難しいかもしれませんが…
みなさんも自信を持って踊れるよう努力してください。。。
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