石川です。
今回は「過去記事ピックアップ」
「相手がいると上手くなる?(1)。。。」2007-05-03 01:23:08
今回は一人で個人レッスンを受けている人のために…
生徒さん「私もパートナーが欲しいわー」
「そしたらもっと二人で練習して上手くなれそうだもん」
その考えは分からなくないのですが、
必ずしもそうなるとは限りません。
私の経験ですが、個人レッスンを受けていた生徒さんが、
競技会出場を目指しカップルを組みました。
女性は私の個人レッスンを何年間か受けていたので、
結構うまく踊れる人でした。
男性もその女性と同じくらい踊れるし、
性格も見た目も、まぁいい方でしょう。
良かった、良かったと思っていました。
競技結果も最初は順調に好成績をあげていました。
男性の仕事の都合等もあり、毎週だったレッスンが隔週、月一になったりもしました。
その影響もあってか、ある時期から結果が出なくなってきました。
そんな時、その女性が久しぶりに個人レッスンを受けたのです。
カップルでかなり練習していたし、どれくらい上手くなったか?
レッスンをして私はビックリしました。
私と踊っていた時と全然違う、まるで別人。
前に比べてかなり下手になっていたのです。
特にリードに対する反応など、かなり鈍っていました。
教えている私の責任と言われてしまえばそれまでですが
レッスンの時にある程度気付いていたのですが、
二人で上手くいく感触を見つけてほしかったので…
二人とも真面目でよく練習していました。
でもそれがかえってアダになったのかも。
まだ長くなりそうなので、原因は次回アップしますね。
「
「相手がいると上手くなる?(2)。。。」2007-05-04 00:36:29
カップルを組んで練習していたのに下手になってしまった…
その原因としてまず、その男性が上手といっても先生とは比べ物になりません。
そして女性は良くも悪くも男性の影響を受けるのです。
ずっと先生と踊っていれば、先生のいい影響を、
上手くない男性と踊っていればその悪い影響も受けてしまいます。
豊富な練習でどんどん男性の悪い影響を受けてしまったのですね。
さらに真面目な二人は上手くいかない所も自分達でなんとかしていたそうです。
う~ん、「嘘の上塗り?」、「自転車操業?」と言えばいいのか。
上手くいかない所をとりあえず対処したとします。
するとその影響で他の所が上手くいかなくなる。
帳尻合わせを続けているといつの間にかとんでもない事になっていたりしますね。
まさしくそれ、ダンスの悪循環です。
(逆に一つ良くなることでどんどん良くなる好循環もありますよ
結局そのカップルは怪我がもとでセパレートしました。
レッスン量が減ったのも原因の一つだったかもしれません。
もちろんカップルを組んでどんどん上達した人たちも多数います。
ただカップルを組んで練習したからといって必ず上達するとは限りません。
練習しているのになかなか上手くならない人。
練習方法に問題がありますよー!
正しい練習をしないと効果なし、いや逆効果もあるのです。
上手くいかないところは先生にしっかり聞きましょう。
個人レッスンを受けている人で、「練習相手がいたらもっと上手くなれる!
と思っている人がいるかもしれません。
必要なのは練習相手ではなく練習、それも正しい練習です。
ただ相手がいた方が練習しやすいとは言えるかもしれません。
自分より上手で性格が良ければいいのですが、そうとは限りません。
上手くなかったらしっかり育てる、もしくは先生に面倒みてもらうようにしましょう。
でもまぁ先生より上手い相手はそうそういないゾー。
上達するのに一番いい方法は、上手い人とず~っと一緒に踊っている事です。
ただしプロの先生相手ではかなりお金がかかってしまいますね。
でも先生と踊っているのは一番いい状況なのですよ。
大切なのレッスンと練習の両方をバランス良くやる事です。
レッスンだけ(頭でっかち)でも、練習だけ(自己流)でもダメ。
あとプロの先生が相手なら、色々な煩わしさもありません。
個人レッスンを受けている人、もっと自信を持って下さい
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