石川です。
最近のダンスで私が感じていること。
まず、ラテン。
身体はよく動いているけど、なんか違う!?
種目差がないというのか?
どの種目も同じように見える。
DVDを音楽なしで見ていると…
これはチャチャか、いや、サンバか…で実はジャイブとか。
ルンバもパソも瞬間的にわからないこともある。
私が見てもそうなのだから、普通の人が見ればなおのことでしょう。
例えば写真。
私は自分たちの写真で種目がわからないことはありません、どんな瞬間でも。
でも最近のダンス雑誌の写真など、コレ何の種目だろう?ってのばっかです(笑)
果たしてコレでいいのだろうか?
私は常に「種目差」というのをとても大切にしてきました。
ルンバだったらルンバらしく、サンバならサンバらしく…
ではどうしたらその「らしさ」が出るのか?
そこに「ベーシックの追及」があると思っています。
その種目の音楽を理解し、ムーブメントをマスターする。
基本をしっかり深く追求とすることでその種目の本質に迫ることができるのではないでしょうか。
でも、それが最近は薄れてきているように感じます。
(決して基本がおろそかになっているとは思わないけど…)
ただアクロバティックなことをすればいいのではない。
より早く動けばいいのでもない。
世界的にスポーツとしての部分がクローズアップされているのか?
(各団体によっても方向性が違いますが…)
ボールルーム(モダン)でも同じように感じます。
とてもスゴイことをやってるんだけど感動しないんだよなー。
考え方かもしれないけど、人と違うことをやって差をつけるのではなく、
私は人と同じことをやって差をつけたいと思うタイプです。
もちろんオリジナリティーは大切です。
要するにそのバランスが昔とは変わってきているのでしょうね。
きっと今の人は今の踊りを見て感動しているのかもしれません。
これまた時代が変わってきてるんだ、と言えばそれまでなのでしょうが…
私は今のとてつもなく反り返ったスローアウェーオーバースウェーを見るより、
昔のトッププロのナチュラルターンやバックフェザーの方が圧倒的に感動しました。
そう、なんか心に訴えていたんだよねー。
だって最近ダンスを見てトリハダ立たないモン(笑)
昨日の続きじゃないけど、見ているほうがイメージをするのではなく、強制的に見せられてるような感じがする。
音楽表現も今と違うと思うな。
説明が難しいが、今は音楽に踊りを(無理やり)合わせている感じ。
昔は踊りに音楽が(勝手に)合ってくるような感じ(わかるかな~?)
話しが抽象的になってきたので元に戻しましょう。
え~となんだっけ、オレがじじいになったって話しだったっけ?(笑)
確かにダンスの技術レベルは上がっていっていると思います。
でも表現レベルは上がっていないのかもしれない(個人的意見ですよー)
私はダンサーでありながら矛盾しているかもしれませんが…
究極の理想は「動かなくてカッコイイ」だと思っています。
これまた説明が難しいのですが、「無動の中の動」というのか、
単純に言えば表面ではなく体内(細胞)が踊るというか心で踊ると言えばいいのか…
そこに張りつめた緊張感や強いボディトーンが生まれ、全身にオーラをまとい会場を包む。
そんなダンスがいいなーと思う今日このごろです。
なにも共感して欲しいと思い書いているわけではありません。
ただただ最近のダンスを見ていて感じることを書いただけです、あしからず。
それでは、また。。。
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