石川です。
今回は過去記事ピックアップ。
「内回りと外回り。。。」2007-05-30 06:51:03
主にスタンダードで意識したいテクニックですね。
要するに回転の内側か外側かと言う事。
それを意識して踊って下さい。
例えばブルース、女性は下がった後は横にステップしてはいけません。
逆に前進の後は少し大きめに横に開きます。
そうする事で角度を変えるのがスムーズにいくのです。
二人とも同じ歩幅だったら角度は変わりません。
車の内輪差のように内側と外側で進む距離が変わってくるのです。
内側の人は小さめ、外側の人は大きめですね。
ワルツのナチュラルターン、これも同じです。
女性は2~3歩目は男性を通さなければいけません。
女性は内側になりますので歩幅は小さめですね。
ここで大きくやられちゃうと男性はたまったもんじゃないですね。
オーバーターン~ターニングロックなどは逆になります。
男性小さめ、女性大きめです。
これらを意識しないで踊っている人が多いです。
特に相手に合わせて踊ろうとしている女性。
「スタンダードは相手に合わせればいいのよー」
「私はリードについていっているわ!」
なんて言っている人は危険ですね。
だって相手に合わせてついていってはいけないのだから。
先ほど言ったように、入れ替わりには距離の差が必要です。
でも勘違いしている女性は男性が頑張っている時に自分も頑張っちゃうのです。
男性は女性を超えようと歩幅を大きくしているのに、
あなたが頑張るなら私も…と言わんばかりに一緒についてきます。
逆の場合もあります。
男性が小さく踊ると女性もそれに合わせて小さく踊るパターン。
男性は女性に先に行って欲しいのに台無しです。
男性に合わせるというのはこういう事ではありません。
ポジションを合わせるためには歩幅を合わせてはいけません。
スムーズに入れ替われなくなるよー。
ほとんどのスタンダードのステップに入れ替わりは関係しています。
この「内、外」の意識をするだけでも全然滑らかさが違います。
「リードに従う、ついていく」を勘違いしないでね。
素直についていかなくていい、そう本性を出せば上手くいくはず?
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