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ダンス用語集。。。

石川です。

このところテニスブログ化してたので(笑)、本日はダンスの話しで。
先日こんな本を購入してみました。

「熱心なダンサーへ贈る読むダンス用語集」

ダンス用語の意味のみならず、その語源や歴史背景など面白くてタメになる雑学、
さらにトップ・ダンサーによるアドバイスや金言も併せて掲載されています。

例えば、なぜウィスクという名前がついたの?
・ウィスク(Whisk) ホイスクともいいます。

◆英語の意味には「小箒(こぼうき)でサッと掃く様子、牛や馬がしっぽでハエなどを追い払う様子、
あるいは、魚が岩陰にサッと隠れる動作」があり、「(料理用)泡立て器、泡立てる」意味でも使われます。

◆ウィスクの考案について調べたことを列記します。
(1) ウィスクの発案と命名者はパット& アレックス・ムーア(Pat and Alex Moore) です。(F. ヘイラー)

(2) このフィガーをはじめてフォックストロットで使ったのはアレックス・ムーアで、 プロムナード・フェザーに続けました。(K. アクリル)

(3) キングストンにあったアレックス・ムーア氏の学校でレッスンを受けていたカール・ブライアント(Carl Bryant)が、
1930 年代にこのフィガーを創ったとガイ・ハワード氏が語ってくれました。(L. ウェインライト)

(4) 「ロンドンはサボイ・ホテルでのパーティー会場でのこと。
ウェイターがフロアにスープをこぼし、拭き取った所を左足からのクローズド・チェンジを踊ろうとした男性が、
2 歩目で足を滑らせ、とっさに左足を後ろにクロスしてバランスを保ちました。これがウィスクの始まり。
男性は続けて右足からのクローズド・チェンジを踊ろうとしましたが、
2 歩目でまたまた足が滑ったため、とっさに1 歩多くステップしたのがシャッセ・フロム・PP の始まりでした。
このような話を、元世界チャンピオンのステファン・ヒリヤー(Stephen Hillier) 氏が話されているビデオを見たことがあります。

(5) ムーア氏は無類のウイスキー好きで、レッスンの前にはいつも1、2杯飲んでいました。
そんなあるとき、左足からのクローズド・チェンジを踊ろうとしてよろけ、すかさず左足を右足後ろにかけたのがウィスクの起こりです。
ウイスキーのおかげで生まれたこのフィガーの命名には手間をかけず、
(ウイスキーのwhisky から’y’ を取って)ウィスクとしました。( オリバー)

どれが正しいのか分かりませんが、どれも楽しい話であることは間違いありません。

★多くの女性が「ウィスクで右を向く」と主張しているのを知っていますが、私が言う、
左を向いている方が良いという踊り方のほうが踊りにくいと言う男性には、いまだ会ったことがありません。(L. スクリブナー)

これは一例。
ダンス用語、関連語が675項目掲載されています。

用語の説明をするときに語源なども一緒に説明できたらいいですよね。
理解が一層深まるかもしれません。

まだ全部読んでいませんが、おもしろそうです。
興味がある人は一読してみてください。

それでは、また。。。

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