石川です。
浅田真央選手の去就が話題となり、結局現役続行の決断をしたようです。
それに多くの人が応援や励ましのコメントをしていますね。
私の中にももちろん頑張って欲しいと思う気持ちが強くあるのですが、
それと同時に、現役続行の道を選んでしまったかーの気持ちもあります。
選手にとって引退のタイミングってホントに難しいと思うんです。
まして有名な選手ほどさらに大変なのではないでしょうか。
私もラテンを引退するときはいろいろ考えました。
まだできる、もうやめたほうがいい?
これが、まだできる(70%)、もうやめたほうがいい(30%)、この場合現役続行!
まだできる(50%)、もうやめたほうがいい(50%)、いわゆるハーフハーフ、悩みどころです。
まだできる(30%)、もうやめたほうがいい(70%)、引退表明となるかもしれません。
多少数字はそのタイミングで動きがあるのですが、ハーフハーフから現役続行の数値があがっていったんでしょう。
実は引退を表明したあとは必ず現役の数値があがるのです。
競技を見ていると「自分もそこに立ちたい!」「まだ踊れる、勝負できる!」と思います。
私たちも年に一回くらいなら現役復帰で踊ろうか、などと冗談で言ってます(笑)
自分の場合は現役がどうのではなく、やめるタイミングに重点をおいて考えました。
現役をやめるタイミングは大きく三つ。
最高潮なときにやめる、かやれるだけやってやめる。
あとはその間?最高潮を過ぎちょっと落ち始めてやめる。
ケガでやめる場合もありますね(複合的なケースもある)
フィギュアでは最高潮…町田樹選手、その間…高橋大輔、鈴木明子選手、
やれるだけ…村主章枝選手って感じ。
町田樹選手…あっぱれなやめっぷり!
高橋大輔、鈴木明子選手はみんなも納得のタイミングだったのではないでしょうか。
みんな現役を続けるといえば無責任に応援してしまいます。
いや、責任はないのです、最終的な決断は選手自身ですから。
村主章枝選手が去年の11月(33歳)まで現役だったことを知っている人がどれだけいるのだろう。
2003年のGPファイナルでは日本人選手として初制覇の快挙をあげたのに。
ケガも多かったけど現役にこだわり続けてきた選手です。
この判断が良いとも悪いとも私たちには言えません、本人が決めてやってきたことだから。
サッカーの三浦知良選手、スキージャンプの葛西紀明選手、女子テニスのクルム伊達選手、女子サッカーの澤穂希選手…
高いレベルで長く競技を続けている選手もたくさんいます。
浅田真央選手が現役復帰としても1年後に引退してるかもしれないし、10年後も現役かもしれません。
なんにせよ、より険しい道を選んだと思います。
ただ険しさと満足感(達成感)は同居しています(登山などもそうなのでしょう)
過去の満足感を超えるにはさらに険しい道に挑戦していくしかないのです。
スケート連盟がどーの、今の女子スケートのレベルがこーの…って関係ない!
自分で一年熟考して選んだ道なんだモン。
まだ24歳、もう24歳、フィギュアの世界は厳しいですね。
一説にアスリートがトップレベルを保てるのは10年間と言われています。
私はこの説を信じています(自分もそうだったので…)
浅田真央選手がシニアの国際大会に出場し名を知らしめたのが2005年。
ま、前述の選手のようにハイレベルで息の長い選手もいますが。
とにかく現役復帰を決断した以上、私たちは応援するしかありません。
これからは大きなケガをしないよう、2018年の平昌オリンピックといわず、
一戦一戦、大切に戦っていって欲しいと思います。
それでは、また。。。
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