石川です。
本日は「モノの見方」について考えてみます。
まず下のイラストを見てください。
※テキトーに描いたので細かいチェックはしないよーに(笑)
左は丸から棒が出ているみたい。
右は四角、長方形かなって感じ。
さて、図形としたら全然別モノですが、実際には同じモノなのです。
このようなマグカップを上から見たときと横から見たときってことですね。
モノを見る角度を変えると全然別の形が見えてくるって例えです。
横から見たとき、角度によっては取っ手も見えてくるでしょう。
同じ横からでもやはり角度によって見え方が違う。
これをさらにダンスに置き換えてみます。
ダンスは非常に立体的で複雑な形をしています。
単純なマグカップですらこれだけ角度によって見え方が違うんだモン。
ダンス教師が自分の見ている(イメージしている)ダンスを生徒さんに説明するとき…
このような感覚に近いモノがあります。
「四角だ、長方形だ、だから四角なんだよ!」
この説明でマグカップを想像できる人はいないでしょう。
「上から見ると丸くて取っ手があって横からみたら四角く見える!」
「色は白くて底があり、陶器でできてるよ♪」
ここまで言えば白いマグカップとわかるんじゃないかな(笑)
これがダンスの説明になります!
よくできないことを何度も繰り返させる先生もいます。
でもそれは「四角」を連呼しているに過ぎません。
ルンバウォークが大切だからとただ繰り返し前進しても本質はつかめません。
見方(角度)を変える、すなわち後ろ、横、斜めに歩いたり踏み替えたり向きを変えたりして本質が見えてくるのです。
良い先生は「丸」の練習をさせ「四角」の説明をし「取っ手」を教えてあげられるのです。
生徒さんにしてみればさっき「丸」だったモノが次は「四角」になっちゃうのです。
「先生さっきと言ってることが違うー」というのはこういうカラクリ。
図形では違う形でもダンスでは「丸」も「四角」も同じモノの説明をしていて出てくる言葉なのです。
ここで先生との信頼関係も必要になってきます。
「丸」が突然「四角」になっても信じて練習してくれるか!?
先生にも説得力がなければ伝わりません。
「あー、あの先生いつも言うこと違うから…」となってしまい生徒が練習しなくなります。
先生はその生徒さんがわかる角度から説明してあげること。
必ずわかりやすい角度があります!(人によって違います)
また不十分と思ったら違う角度からも説明してあげる。
モノを見極めようとするならばより多角的な視野が必要!
だって絶対そっちのほうがモノの実体がつかみやすいモン。
先生だけでなく生徒さんも常に多角的な見方や考え方を身に付けましょう。
仕事は対人関係においても有効だと思います。
自分を考え、相手を考え、周りの人を考える。
このようなモノの見方や考え方ができればダンスも他のこともスムーズにいくはずです。
ぜひ実践してほしいですね。
それでは、また。。。
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