石川です。
今回のタイトルは「レッスン受けても上手くならんよ!」です。
まず定義として、レッスン=先生に習うこと、練習=自分でやること、としてください。
一瞬レッスンを受けることに意味がないのかと思われるかもしれませんが、そうではありません。
結論を先に言うと、「レッスンを受けても自分で練習をしないと上手くなれないよ!」ってことです。
ハイ、当たり前のことなのですが・・・本当に自覚しているかな?
レッスンを受けてそのまま自分の練習なしで次のレッスンなんてことない?
これは生徒さんだけでなく、正直自分たちにも経験があります。
忙しくて(←言い訳)練習できずに次のレッスン日に!なんてこともあります。
これではダメですよね、上手くなれっこない!
レッスンではテクニックを学びます、言うなれば頭の中、知識の吸収。
練習ではそれらを習得するために自分の身体を動かします。
まずはゆっくりできるように、次第に早く、音楽に合わせ、音楽より早く、なにも考えずに…
上達には決まったプロセスがあります。
理解→実践→反復→習得、この中で一番大切なのが反復です。
ちなみにコレは大人の上達の場合で、子どもは違います。
良いお手本を見る→マネする、これでいけます。
大人は頭で考えて身体を動かします。
それに対して子どもは「見よう見まね」ができるのです。
なので子どもを教えるには良いお手本を見せてマネしてもらえばいい。
しかし大人には良いお手本を見せても「どうやったらそうなるんだろう?」と考えてしまうのです。
よくダンスは「身体が覚える」なんて言います。
ウソではないですが「身体の前にまず頭」です、脳から命令が出て身体を動かすんだモン。
それらを(膨大に)繰り返していくうちに身体が少しずつ覚えていくのです。
いいですか、勘違いしないでください、先生は上手くしてくれません。
上手くなるのは自分、先生はそのための最短、最良のアドバイスをしてくれるのです。
特に個人レッスンの生徒さん、レッスンと練習がごっちゃになっていませんか?
レッスンでは知識的な吸収をし、練習でそれを少しでも自分のモノにしてください。
自分の練習が足りていないと、いわゆる「アタマデッカチ」になっていきます。
だってレッスンを受けているのだから知識はどんどん増えていっちゃうモンね。
でも練習をしていないのだから頭で分かっていても身体は動かない状態になってしまうのです。
私の感覚では「正しい踊り方を理解する」ことは「正しく踊れるようになる」ための一割程度です。
皆さんここに勘違いがあり、正しいことがわかると「なるほど、そうだったのかー!」とすでに半分くらいできた気分になります(笑)
まだまだ一割、残りの九割が反復練習だと思ってください!
同じ先生に習っていても上達に差があるのはそういうことだと思ってください。
決して年齢や、才能の差ではありません(少なくとも私はそう思っています)
努力の差です!!!
皆さんレッスンだけでなく、練習を頑張って!
それでは、また。。。
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