石川です。
このところの話題の一つが天皇陛下の「生前退位」
(※以下NHK NEWS WEBより抜粋)
天皇陛下が、天皇の位を生前に皇太子さまに譲る「生前退位」の意向を宮内庁の関係者に示されていることが分かりました。
82歳と高齢となった今も、憲法に規定された国事行為をはじめ数多くの公務を続けられています。
天皇陛下は、「憲法に定められた象徴としての務めを十分に果たせる者が天皇の位にあるべきだ」と考え、
今後、年を重ねていくなかで、大きく公務を減らしたり代役を立てたりして天皇の位にとどまることは望まれていないということです。
こうした意向は、皇后さまをはじめ皇太子さまや秋篠宮さまも受け入れられているということです。
天皇陛下は、数年内の譲位を望まれているということで、天皇陛下自身が広く内外にお気持ちを表わす方向で調整が進められています。
昭和天皇まで124代の天皇のうち、半数近くが生前に皇位を譲っていますが、明治時代以降、天皇の譲位はなくされ、
江戸時代後期の光格天皇を最後におよそ200年間、譲位は行われていません。
皇室制度を定めた「皇室典範」に天皇の退位の規定はなく、
天皇陛下の意向は、皇室典範の改正なども含めた国民的な議論につながっていくものとみられます。
平成元年の即位にあたっての記者会見では、「憲法に定められた天皇の在り方を念頭に置き、天皇の務めを果たしていきたい」
としたうえで、「現代にふさわしい皇室の在り方を求めていきたい」と述べられました。
そうした天皇陛下の考えが目に見える形で示されたことも多く、
大規模な災害が起きるたびに皇后さまとともに被災地を訪れ、被災した人たちに心を寄せられてきました。
こうした務めについて、天皇陛下は、「戦後に始められたものが多く、平成になってから始められたものも少なくありません。
社会が変化している今日、新たな社会の要請に応えていくことは大切なことと考えています」と述べられていました。
天皇陛下は、「昔に比べ、公務の量が非常に増加していることは事実です」としながらも、
「国と国民のために尽くすことが天皇の務めである」として、数多くの公務を一つ一つ大切に務められてきました。
また天皇陛下が、一つ一つの公務に精力的に取り組まれるなかで、年齢に応じた負担の軽減が大きな課題となってきました。
天皇陛下は、式典での「おことば」の多くを取り止め、宮中祭祀も減らされるなどしました。
さらに、「狭心症」と診断されて、心臓の冠動脈のバイパス手術を受けられます。
宮内庁は、前立腺がんの手術後、注射を続けている治療薬の副作用など、さらなる負担軽減の必要性を強調しました。
しかし天皇陛下は、天皇の公務について、公平に行われることが大切だとして、大きく変えられようとはせず、
宮内庁による見直しも行事の内容や日程を工夫するにとどまり、負担軽減は思うように進んでいません。
そうしたなか、82歳の誕生日を前にした会見で、天皇陛下は、「年齢というものを感じることも多くなり、行事の時に間違えることもありました」
と率直に老いや間違いを認め、「少しでもそのようなことのないようにしていくつもりです」と述べられました。
宮内庁は、ことし5月には、天皇皇后両陛下の年齢にふさわしい公務の在り方を考え、両陛下の公務の一部を取りやめると発表しました。
関係者によりますと、当初、宮内庁が示した大幅な削減案に天皇陛下が難色を示され、見直しはごく小規模なものにとどまったということです。
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そんななかで出てきた「生前退位」の話題。
天皇陛下の今までの行いに対し一般人でコレに反対する人はいないのでは?
しかし現実的な問題は多々あるようで、皇室制度を定めた「皇室典範」に天皇の退位に関する規定はなく、
皇室典範の改正を含めた議論や憲法上の問題などがあるようです。
さらに新たな情報として、政府関係者は、憲法上の問題から「天皇陛下の生前退位は無理だ」と述べました。
わからなくはないのですがもっと柔軟な対応はできないものか?
例えば「生前退位」ができるようになると、「もうヤダからやめる」とか、
政治的に利用されて辞めさせられる、などという可能性も出てきますね。
今回の話し、私が勝手に考えるに天皇が自分の身体のことを思って、ではないと思う。
日本のこれからを考え、もっと精力的に公務を行う必要性を感じて、ではないだろうか。
日本の平和を一番に考えてのことだと思うし、皇太子にバリバリ動いてもらいたいのでは?
また今後の皇室の在り方として「生前退位」に一石を投じているのかも。
天皇が変われば年号が変わるはず。
「平成」になったときに落選したのが「修文(しゅうぶん)」「正化(せいか)」でした。
落選理由がローマ字表記の頭文字が「昭和」と同じ「S」になるので不都合ではないか、とのこと。
ということは少なくとも「昭和のS」や「平成のH」ではない頭文字の年号になるはずです。
「生前退位」はまだ今後どうなるかわからない問題です。
とは言っても自分にできることはないので見守っていくだけですが…
それでは、また。。。
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