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音を使う!。。。

石川です。

今回のタイトルは「音を使う!」
ちょっと前に「カウントを取る」ということを書きましたが、今回はさらにその先。

よく「もっと音を使って!」などと言われますが「使う」とはどういうことなのでしょう?
皆さんは「1,2,3,4」に合わせてヨシとしてしまいます。

それがいけないとは言いませんが(合わない人もいますので)それだけでは物足りない。
だってそれは普通だし当たり前のことだモン。

みんなと同じじゃ、評価もみんなと同じってこと。
人より上手い、と言われるためには普通のことだけじゃダメです。

「音を使う」とは簡単に言えば「タメ」を作ることなのですが、ここがみんなわかってない。
というか、わかっているのかもしれないのですが、足りないのです。

よくあとあと自分の踊りを映像で見ると、やっていたつもりだけどやって見えない。
動かしたつもりでも動いてない、伸ばしたつもりでも伸びていないなど…よくありますよね。

要するに現実では相当やらないと見ている人には伝わらないってこと。
なのでよく練習では大げさなことを言われるのです。

はい、ここで音楽の話しに戻ってみましょう。
音楽も相当極端に使わないと見ている人に伝わらないということになりますよね。

まず「音を使う」この「使う」という意味を考えてみましょう。
「使う」ということはそこに自分の意志が必要なのです!

みんなは音楽に自分から合わせにいっちゃうからダメなんです。
音に支配されてしまいます。

音楽が自分の踊りに合ってくるように踊る!(この表現が難しいのですが…)
自分で音を支配(コントロール)するのです。

そのためには音楽に対して幅広い練習が必要です。
皆さんは音を外す練習をしたことがありますか?

私は自分たちでも、また生徒さんたちにもさせることがあります。
外れちゃった、はダメ、わざと外すんです。

みんなは正しい音の使い方の練習しかしていない。
間違いを知らずして本当の正解には行きつかない!(持論)

わざと間違う、そこに自分の意志があるのです!
まずは一拍早く(または遅く)外して踊ってみる。

これができるようになったら今度は半拍(1/2)ズラしてみる。
次は1/4拍、これらを自分の意志で自由に行えるようにする。

意外とプロの先生にコレをやらせるとできない人も多いです(笑)
普段正しいタイミングでしか踊ってないのでなかなか変えられないのです。

最終的に、早くする、遅くする、どんなタイミングでも踊れるようにする。
この練習でかなり音楽を自分の思い通りに使えるようになっているはずです。

さらに言わせてもらえば、ベーシックでもバリエーションでも音を正確に決めてはいけない。
このステップは「&2ね!」とかありがちですが、ナンセンスです(笑)

目安であっても絶対ではない。
決めてるから(本当の意味で)合わないのです。

音楽表現は「ナマモノ」です。
毎回同じタイミングじゃつまらない。

音楽は感じるがままに表現すべきであって決めごとではないのです。
コンペなどなおのこと、毎回違う曲がかかってくるのですから。

そこに音楽感性とリード&フォローが関係してくるのですが…
その辺はまた今度。

私の感覚としては、練習でアレコレ考えて繰り返し練習をして何でもできるようにする。
そしていざ踊るときは何も考えないでただ踊るだけ、これが一番な気がする(笑)

いつも言っていますが、練習に「幅」を持たせましょう!
音を外す練習もしてみてください。

あ、音を外したときの言い訳に使わないよーにね!(笑)
それでは、また。。。

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