どっちに転ぶか!?。。。

石川です。

現在スタジオではアマデモを来週にひかえ、みなさん熱の入った練習をしています。
多くの人は間違えないように、と練習するのですが…

確かに間違えないで踊れたほうが良いのですが、それよりも大切なことがあります。
それは、間違えたときの対処法です。

間違えたくないが、人間のすることに絶対はない。
どんなに練習しても間違えてしまう可能性はなくならないのです。

そもそも練習は間違える可能性を低くしてくれますが、ゼロにはならないのです。
なので間違えたときの練習もしておいたほうがいいです!

具体的には音合わせの練習のとき間違えてもそのまま続ける!
やり直したい気持ちはわかりますが、そのまま続けるのも大切な練習。

だって本番間違えたからといってやり直すことはできないのだから。
表情にも出さないほうがいい。

照れ隠しに笑ってしまうのですが、ソレでミスがバレるのです。
だってお客さまは正解の足型を知らないのだし、何事もなかったように踊り続けること。

「あっ、間違えちゃった!」とわざわざ言ってくれますが、先生は当然気づいてますので宣言の必要なし!(笑)
踊りながら反省するからそのあとも間違えちゃうのです。

反省は踊り終わってからすればいい。
それより次のステップを上手く踊れるように全力を尽くしてください!

ミスをしたときの対処法で天国と地獄くらい変わります。
Aさん、Bさん、ともに一歩間違えてしまったとしましょう。

Aさんは、「あっ、今間違えちゃった!」「本当はこうだった」「いつもここ間違えちゃう」などと考え、
そんなことを考えているうちに次のステップも間違え、さらにグチャグチャ、まっ白に!

Bさん、「今間違えたけど気にしない!」「次をしっかりしなきゃ!」
そのあとは上手くいきました。

Aさん、Bさん、同じ一歩のミスから大きな差ができてしまいました。
Bさんは一歩だけのミス、Aさんは大半を間違えグチャグチャになってしまった。

全体の出来ばえを考えたら大きな違い、きっかけは同じ一歩のミスなのに。
これが間違えたときの練習をしてるかどうかの差です。

はっきり言ってプロも自分のデモのときに間違えています。
ただフォロー(ごまかし?)が上手いのです(笑)

間違えても続ける練習をすることで傷口を最小限にしましょう。
じゃないと本番で傷口広げて塩塗るようなことになっちゃうよー(笑)

アマチュアとプロの差と言ってもいいのかも?
アマチュア…間違えないように踊る、プロ…間違えても踊る。

もちろん間違えないで踊れたほうがいいのですが、そんなことは考えなくていい。
だって間違えなかったらなにも問題ないんだモン。

間違えたときが運命の分かれ道、どっちに転ぶか?
一歩のミスから正しいほうに戻れるか、はたまた奈落の底に落っこちるか?(笑)

本番だけなんとかしよう、なんて甘い。
練習でやっていないことは本番でできません。

ほら、練習ではよく間違えているんでしょ!(笑)
何ごともなくそのまま続ける練習をしておきましょう。

間違えることは本番に向けての良い練習になるんです。
でも・・・できれば間違えないでねー!(笑)

それでは、また。。。

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