石川です。
先日お題にしたヴェニーズワルツの予備歩問題。
私なりの考えを述べたいと思います。
まず、昔は両足をそろえた状態から始まっていたようです。
そう、まさしく予備歩がない状態ですね。
それがいろいろやっていくうちに今のようなスタイルで定着したと思われます。
現在一般的に男性が左足を開き振り出すようにカウント「1」から始まっていきます。
この左を開き身体の絞りを使って準備する動作、これが予備歩ではないでしょうか。
なのでヴェニーズワルツにも予備歩がある、と考えたほうが自然。
ではなんで予備歩がないと言われているか、と考えた場合…
以前の両足をそろえて始まっていたときの名残りか?
また他のワルツの予備歩のようにカウント「3」からではなく「1」から始まるからか?
正確には予備歩ではなく予備動作(プレパレーション)と考えたほうが良いのかも。
ちなみに以前のスローフォックストロットでは男性左足後退から始まったりしていたそうです。
この感覚は今のヴェニーズワルツに近いのではないでしょうか。
さらに運動的に考えた場合、予備歩は実際に始める前のステップ(形)から入っていきます。
となるとヴェニーズワルツのカウント「3」はどこになる?
※今回説明のためカウントは「1,2,3」「1,2,3」~としておきます。
曲(動き)が速いためヴェニーズワルツでは素早く次の準備をしていなければいけません。
ナチュラルターンの終わり、カウント「3」では足を閉じたあと右足を出した状態になります。
ん、このカウント「3」の形って皆さんが普段ヴェニーズワルツを始めるときの形になってるじゃん(笑)
ということはやはりカウント「1」に入る前の「3」の形で準備をしている、となります。
他にもいろいろな理由が考えられると思います。
ま、大切なのは自分にとって、相手にとって始めやすいように、またスムーズに動き出せるようにするってことですね。
今回も皆さま、ありがとうございました。
ダンスに疑問を持つのは良いことです。
それを考えることで理解が深くなっていくと思います。
これからもどんどんダンスの常識を考えなおしていきたいと思っています(笑)
それでは、また。。。
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