石川です。
今回は「なぜ競技会に出場するのか?」を考えてみます。
正直なにも考えなくても出場するモンだと思っていました(笑)
でも最近出場する選手が減ってきているので考えてみようかと。
まず出場しない選手の場合を考えてみます。
1、他に予定(パーティーなど)があって出場できない
2、ケガ、体調不良など
3、出場しても結果がしれている(予選落ち)
4、降級規定を満たせば十分
5、満足な練習ができていない
6、審査員に不満がある
7、賞金が少ない、競技会が多い、エントリー代が高い…
他にもあるかもしれませんが、まぁこんなところでしょうか?
まず、1、2、は仕方ないと思います。
個人的にはそれ以降はダメ、上昇志向が足りないと思います。
一部トップ選手が海外留学等で国内通常コンペに出場できないのとワケが違います。
選手はコンペに出ることによって上手くなれるのです。
必要なことを考える→練習→実戦→反省→必要なことを考える…の繰り返し。
もっと上手くなったらコンペに出よう、なんて言ってる人は上手くなれません。
上でいうところの、実戦→反省がないから効率が悪いのです。
アマデモも同じかも?上手くなったら…ではいつまでも上手くなれません。
コンペもデモも本番を経験することで気付くことがたくさんあるからね。
3、以降は出場しない理由を作っているような気さえします。
競技選手は上手くなってナンボ!
そのために何をするのが一番良いか考えるべきです。
これらの出場しない理由が上手くなるために必要な考えだとは到底思えません。
上達をあきらめているのならソレでも良いと思います。
が、まだ上手くなりたいと思っているのならなるべくコンペに出るべきです。
私たちがコンペに出る一番の理由は「上手くなりたいから」…当たり前の答えですみません。
コンペに出るとなったら恥ずかしい踊りはしたくない→練習する、となります。
コンペに出てないけどちゃんと練習してるよ、という人もいるかもしれません。
実経験でこれは練習しててもコンペ前の練習と内容、密度が全然違います。
私、自分で言うのもなんですが、自分に厳しいほうです。
それでもコンペが近いときと間隔があるときの練習内容は変わってしまいます。
意図的に変えているときもありますが、ほとんどの場合無意識にそうなるモンです。
コンペが近いときは音楽に合わせ踊り込み主体(ハードトレーニング)
コンペがしばらくないときはゆっくり丁寧な練習(単純に楽な練習)になってしまいやすいですね。
いや、そのような練習も必要なのですが、知らず知らず全体的に甘さがでてしまう。
現役を何十年もやっているので、コンペの予定なく高いモチベーションを持続させることの難しさを知っています。
もしそれができている人がいたら、私より精神コントロールができている素晴らしい選手だと拍手を送ります。
私はそこまで人間ができていないのでコンペを踏み台に高見を目指します!
「なぜ出るのか?…そこにコンペがあるからです!」by 石川
コンペは普段の苦しい練習を評価してくれる大切な場所です。
すぐに結果が出るとは限りませんが、いつか必ず頑張ったぶんの成果は出ると信じています。
そのために今日も練習頑張ります!
それでは、また。。。
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