石川です。
プロダンサーにとってコンペは仕事?それとも趣味?
仕事を労働の対価として金銭を得ること、と考えると…
コンペで良い成績を取れば賞金がもらえます、が…
通常競技会は賞金が低額、高額なのはバルカーカップ統一全日本戦くらいでしょうね。
また予選落ちの場合、出場料を払うだけでもちろん賞金はなし。
テニスやゴルフのように賞金で食べていける世界ではない。
普段の仕事は、ダンスを教えて、そのレッスン料で生活をしています。
またアマデモ、プロアマミックス等のパートナー料、デモンストレーションのギャラ等が主な収入源。
ほとんどのプロはレッスン料がメインでしょう。
アマチュアさんのコンペは趣味ですよね(アマチュアの規定が難しいですが…)
現実的にはコンペに出なくてもレッスンはできます。
例えば競技の現役を引退してもレッスンはしていますよね。
引退後も自分でレッスンを受けている先生も多いと思います。
もう競技会で競うことはないのに、まだ上手くなろうとしているのです。
この辺の価値観は人それぞれですので正解はないのかもしれません。
自分のためのレッスンでもあるし、生徒さんを教えるためのレッスンでもあるかもしれません。
私たちは現役でもあり(ボールルーム)、引退も(ラテン)経験しています(笑)
なので両方の気持ちがわかります。
やはり上手くなりたいというモチベーションは現役のほうが圧倒的に強いです。
引退後はクオリティを上げたい、という気持ちが強くなりましたね。
んー、表現が難しいけど、現役はチャレンジ、引退後は完成度、と言えばいいのかな。
話しを戻すと、コンペがあるということは現役ということ。
現役ということはチャレンジ、一般的にはチャレンジしたほうが上手くなれるでしょう。
私はコンペを利用して上手くなりたい、と思っています。
「仕事か」と聞かれたら「違う」と答えると思いますが「仕事に繋がる」と考えていますね。
コンペが自分の宣伝になるかもしれないし、なにより技術を高めたい!
コンペに出場せず一生懸命練習するのはすごく難しいことです。
そして競う場がないと上手くなっている実感が持てない。
せいぜい、「上手くなっている…気がする」程度ですね。
コンペに出場、以前より好成績を取る!わかりやすい上達です。
実戦で培ったテクニックは生徒さんにフィードバックしやすいです。
また生徒さんもコンペで頑張っている先生を応援したい、と思っているはず(希望!)
プロの先生方、もっとコンペに出て、しのぎを削りましょう!
切磋琢磨こそコンペの醍醐味ですよね。
私の結論、コンペは仕事ではないが、仕事のためにコンペに出場している、といったところでしょうか。
ま、人によっていろいろな考え方がある問題でしょうね。
それでは、また。。。
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