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「効率のいい練習」(過去記事ピックアップ)。。。

石川です。

今回は過去記事ピックアップ。
「効率のいい練習。。。」2008年10月22日 12:47 AM

今回のタイトルは「効率のいい練習」です。
どうしたら早く上達出来るのでしょう?

私の持論では「練習した分上手くなる!」ですが、
「先生、練習してるけどなかなか上手くなりませーん」という場合が…

結論から言うと練習の仕方がよくないのだと思います。
私達もこのところ練習場に行っているので色々な方の練習も見させて頂きました。

う~ん、効率的な練習をしている人達はどれだけいたでしょう?
ず~っと言い争いをしてる人達、ただ音楽に合わせて踊っているだけの人達、

いきなりバリエーションから始める人達などなど…
上手くなりっこないようなやり方の人達が多かったように思います。

ではどのような練習方法がいいのか?
これは一言では言えませんが、思うところをいくつか…

まずしっかりストレッチと基本的な動きの練習!
これに1時間以上使ってもいいです。

今までも何度も言ってますがダンスの難しさは、
「理解出来ない」のではなく「実践出来ない」ところにあります。

それは自分の身体が言う事を聞かないからです。
私でも未だにそう思っています、「もっと身体が自由に動いたら…」

みなさんはどれだけ「身体を自由に動かせる」練習をしていますか?
バリエーションはベーシックを元に出来ています。

バリエーションの練習ばかりしている人、
宣言します、「上手くなりません!!」

慣れるまではいいですが、その後は一向に進歩しません。
このパターンの人達、今まで数多く見てきました。

ベーシックが上手くなった分だけバリエーションも上手くるのです。
私達は練習場でもしっかりストレッチ&5種目ベーシックの練習から始めます。

ベーシックの練習、練習と言ってますがステップの練習の事ではありません。
その時のテーマを決め、そこを強化します。

人間の意識出来る事なんて1~2ヵ所で精一杯。
あっちもこっちもそっちもなんて無理です。

例えばタイミングだけを気を付けて踊る、ストレッチのある動き、
大きなライン、二人のコネクションなどなど…

もっと細かく言えば、足首(甲、インサイド、もも)、膝(ニーバック)
骨盤(位置、向き)、背骨、肩(肩甲骨)、首、肘、指先、表情…

挙げればキリがないですが、これらの練習を一度にやる気ですか?
私にはそんな器用な事は出来ません。

なのでそれらを丁寧に一つずつやってます。
遠回りのようですが絶対こっちの方が早く上手くなっていきます!

またバリエーションでこれらをやろうとすると、
足型が複雑だし、タイミングも忙しい。

それらに神経を使う分、集中する意識があいまいになってしまうのです。
なので単純なステップのベーシックを使って練習するのです。

ベーシックステップは練習の素材なのです。
以前紹介した「ルンバエクササイズ」等を使ってもいいです。

あの単純な足型を上記のような注意をしながら踊るのです。
一回(一曲)につき注意点は一つだけ!

この練習を続けていけば、いつの間にか勝手に上手くなっています。
身に付けるのは大変ですが、覚えてしまえば全てに応用出来るのです。

ちなみにベーシックの練習だけでバリエーションをした事ない人、
これも不十分、両方やる事でそれぞれの理解が深まります。

みなさんも「効率のいい練習」を心がけて下さいね。。。

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