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「大人の学芸発表会」(過去記事ピックアップ)。。。

石川です。

今回は過去記事ピックアップ。
「大人の学芸発表会」2008年11月18日 01:15

今回のタイトル「大人の学芸発表会」
よくアマデモはこう言われたりします。

まず私、この前子供の学芸会に行ってきました。
小学校の低学年、当然演技も上手くありません。

合唱もあったのですが、これも上手いとは言えません。
しかし、心に訴えかけるモノはあります!

演技では習った事をやろうと一生懸命。(棒読みですが)
歌ではみんなに負けないよう大声で歌っています。(怒鳴ってるだけ?)

そのひたむきさに心打たれます。
技術ではなく心が大切。

ちょっと前に中学生の合唱も聴きました。
こちらの方が技術的には上なのでしょう。

でもどこか恥ずかしさがあり、「やらされてる感」があります。
残念ながら心に感じる熱いモノはなかったです。

さて、我々のダンス、特にアマデモ。
上手さを求め技術向上を目指す事は悪い事ではありません。

ダンス(特にラテン)では恥ずかしさが伴います。
振付、衣装、大勢の前で踊る事など。

しかし恥ずかしがっていたらさっきの中学生と一緒です。
人の心に訴えかけるような踊りは出来ません。

上手くなくても一生懸命やる気持ちが大切。
その踊り手の心を伝える、いや、自然に伝わるのです!

アマチュアだけでなくプロも気を付けたい事ですね。
技術だけで見せようとしてしまいがち。

プロA級のデモがつまらなかった、なんて経験ありませんか?
本来プロA級のデモが素晴らしくない訳ないのです。

多分技術だけで「心」が入っていなかったのだと思います。
競技会とデモでは踊り方が変わるべきなのです。

逆に初心者のデモが心に残る事もあります。
誰が見ても分かるくらいのひたむきさ、惜しみない拍手となるでしょう。

特に長年ダンスをやってきた人、注意が必要です。
技術ではなく「心」が人に感動を与える事を思い出して下さい。

これからパーティーシーズンです。
アマデモを控えている人も多いでしょう。

良いデモは気持ちが大切。
「心で踊る」ことを肝に命じて頑張って下さい。。。

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